テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:砂語録
"キレる"とは、感情が高ぶり理性が利かなくなる状態のこと... 言い換えれば、自分の"本性"を晒す瞬間でもある。
若い頃は、何を気負っていたのか... 妙な正義感から、当事者でもないのに腹立たしいことを見過ごせず、 短慮に介入しては、当事者以上にキレたりした。 歳を重ねると人は丸くなるというけど、あれは嘘だね。 丸くなるのは腹周りだけだ...(笑) DNAに刻まれ、人が持って生まれた性分は変わらない。 だけど、そんな性分だって磨くことができる。 「躾」とは、自分の身に美しさをまとうもの... 持って生まれた性分を生かして、美しく磨くのが躾だと思う。 そぉ... 美しくなければ躾じゃない。 とはいえ、見かけは簡単には変えられない。(笑) それに、自分を躾けられるのは、実は自分自身。 すべては、己を知るところからはじまる。 だから、常に感性を磨けよと、自分に言い聞かせている。 美しいキレ方を身につけよと。 何事も経験を積んで昇華するもので、年月を経て感性は研ぎ澄まされる。 キレ方にも、磨きはかけられるものだ。 湧き上がる怒りや我侭さえ、キレ方とキレどころを知れば美しく見え、 心の闇に生まれる情欲や色欲でさえ、キレどころを知れば魅力に変わる。 美しいキレ方を知るというのは、かなり大事なこと。 自分をもっと躾けて、美しき野蛮人になりたいと思う今日この頃だ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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