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カテゴリ:想い出は映画とともに...
「ストレイト・ストーリー」は、この秋、心から泣ける映画の一つだ。
この映画には、お色気もアクションも銃撃戦もない。 あるのは、アメリカ南西部の美しい田園風景と、 老人が旅で出会う人との心の交流だ。
物語の舞台は、あるアメリカ南西部の片田舎。 小さな町に、娘と暮らすアルヴィンは足を痛め、 医師からは、歩行器を使うようにと助言を受けるが、 代わりに、杖を2本使うことを受け入れた。 ある日、兄が心臓発作で倒れたとの連絡が入り、 十年間、仲違いをしている兄に会いに行くことを決意する。 車の免許などないアルヴィンは、心配する娘を尻目に、 ポンコツの小さな農業用トラクターで、一人旅を計画した。 時速8kmのトラクターで、身体の衰えた老人が向かう目的地は、 なんと、560キロも離れた兄の住む町だった。 こうして、兄と和解するため、アルヴィンの長い旅がはじまる... (1999年アメリカ映画 監督デビッド・リンチ) 「老いて一つだけ辛いことがある。 自分が若かった頃を覚えてることさ...」 決して、派手な作品ではない。 けれど、彼が出会う人と交わす言葉の一言一言に、 涙が溢れて止まらなくなる映画だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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