カテゴリ:独りの時間
♪イ~ブの夜ぉ~る~♪ イ~ブの夜ぉ~る~よ~♪ おっと、これは「支那の夜」だったな... と、こんな昭和歌謡のボケも、今の世代には通じまい。(笑) 李香蘭は知っていても、あいにく今のChristmas Songsに疎いのだ。 こうしている間に、世間では色んなイブの夜が進行中なのだろう。 などと、想像を巡らせながら明石家サンタを観るのが恒例行事。 毎年、この番組だけは欠かせない。 「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」は、 1990年にはじまったというのをご存知だろうか。 今年でもう、15年続く長寿番組なのだ。 1991年3月には、春なのに編、6月には梅雨なのに編、 そして、10月には今はもう秋編という特番も組まれた。 中には、意味の解らない事もあった... 24日の夜、アパートへ戻ってTVを点けたが番組がないっ! そしたら何と、3日後に"3日遅れのクリスマスプレゼントショー"だと! さすがに、1993年は見逃した。 観たのに、観た気がしないというのも一度あった! イブの朝、フラれた部下がいて、嘆きようが酷かった。 その子の親しい同僚も一緒に、馴染みの小料理屋に連れてった。 よく解らん未練話と、泣きじゃくりを酒の肴に呑んだ。 何もできないが、ただ愚痴を聞いて頷いて、TVをチラ観していた。 2002年は、仏心が地獄を引き寄せたイブだった... しかし、その事がきっかけで職場の空気が一変した。 出向先は、大半が女子で職業意識に欠け、男子は反抗的だったが、 社内の連携がよくなったというか、一気に敵が味方に変わった。 役職や名前ではなく、Bossと呼ばれるようになったのもその頃。 影で支えてくれたのは、イブにフラれた部下に違いなかった。 そこで、その子をプロジェクトリーダーに抜擢してみた。 時に、上司でも先輩でもなく、"肩書き"が人を育てることもある。 失恋の酒癖は最悪だったが(笑)、彼女のForceが覚醒したのだ。 秋の決算報告で、赤字事業だったのが一年で黒字見込みとなり、 私は、春に親会社に昇進して戻ることが決まった。 それが、2003年のX’masイブだった。 それ以降、明石家サンタはすべて自宅で観ているというのが、 私の中で、ちょっとした自慢になっている。(笑) もっと昔のことになるが、海外出張で二度、異国のイブを経験した。 一度目は、Transitのアンカレッジ空港で外気温-30℃のイブだった。 吹雪で離陸が5時間遅れて、ブリュッセル到着が25日の夕刻になった。 二度目は、1985年のミラノ。 ミラノのイブは、街中のあちこちがイルミネーションで綺麗だった。 それに、とにかくアベック(死語?)が多かったな。 さて、今年もあと一週間。 明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショーだけは、 これからもずっと、続いて欲しいなぁ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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