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虫

最近、窓をあけると蜂やハエが迷い込む。窓を閉めてしばらくしたら外に出ようと窓にぶつかってる。かなりのスピードで何回でもぶつかるけど、わりと平気でまた飛び回っている。鳥やコウモリはこんなことできない。鳥はクチバシの付け根がグラグラして血が出たり、頭打って飛べなくなる。虫だって頭や、もしかしたら目を打ってるんだろうけど、平気そうだ外骨格だから？常時ヘルメット装着してるみたいなものか。でもヘルメットかぶってても、あんまり何回もぶつかったら中身は傷むだろう虫は頭の中も丈夫にできてるんだろうかそれとも、頭グラグラしても飛ぶことだけはできるのか

2009年04月18日

犬

寝起きでいきなりダッシュ。ジャンプもできる。毎日練習してる訳じゃないのにヘタにはならない。ちょっと速くなり上手くなってる。同じ哺乳類でも人にはムリ。どんなアスリートでも寝起きじゃ走れないし、練習しないでゴロゴロしてたら下手になるんじゃないか。人は犬より退化してるんじゃないか。

2009年04月18日

特製カード着(^O^)/

火星パンダちとく文学の特製カード！なんだ～、想像してたよりフツウじゃん(^-^) これなら誰に見せても大丈夫(^-^)b そばにいた娘に気軽に見せたら、「この真ん中のおばちゃんだけ、なんで着物なん？」「おばちゃん？！」あ～、ぱんださん橙の着物のせいだ、子供には着物＝女性に見えるらしい。でもよく見るとぱんださんって女顔かも、頬も福々しい。で、３人は遮断機で通せんぼされてる。つまり電車が来る直前？あのカンカンってウルサい音が鳴り渡ってる最中にしては落ち着いてない？不思議な静けささえ漂よわせる３人の頭上に「火星パンダちとく文学」透明感あふれる５月１日発売、という特製カードなのでした

2009年04月17日

あったらいいな

切り口で手の切れない缶広口のペットボトル製の水筒夏冷たく、冬暖かいハンドルとシートまだまだあったのに忘れた。思いついたときにメモしなきゃね。

2009年04月15日

桜

花は散りかけ、葉っぱが出はじめてました。『火星パンダちとく文学』、ぱんださんの落語会に行くと一足先に入手できるらしい、もしかしたらパンダさんのサイン入りとか！？行けないワタシは想像するだけさっ☆

2009年04月11日

ドライブ

昼間のドライブは３年ぶり。道に迷うのは相変わらず。竹やぶのそばに建つ小さな公民館の駐車場の隅、蛇行する川に沿った細いあぜ道、誰もいない小学校の正門脇、霞んだ山腹、迷って行く先々で桜吹雪。道を尋ねた道路工事のおじいさんは手も顔も日焼けで赤銅色。メガネを外し慣れない手つきで地図を書いてくれる。窓開けっ放しても寒くない。迷ってもいいやと心のどかな春の午後でした。そういえば、海の見えるなだらかな丘の南斜面に満開の白花。コンビニ店員の女の子に梨の花だと教えてもらう。同じ高さに揃えた枝はそれ全体が花びらのように四方に広がって、その枝元から枝先まで均等に真っ白い花が咲いている。まるで白雲か白レースの空飛ぶじゅうたんだ。梨畑があんなにキレイなものだとは知らなかった。

2009年04月11日

春の花

月曜日の朝､土手橋のたもとの家では鯉のぼりの柱を建てていた｡今日､鯉のぼりが青空を泳いでいた｡寒々淋しかった田んぼには赤いﾚﾝｹﾞ｡輝く緑の畔に黄色い菜花の列｡なずなの白､おおいぬのふぐりの青｡あの土手橋のたもとはもう桜吹雪だった｡だれのものということもない､春の花

2009年04月11日

桜

会社帰りに薄明るい空を見上げては、今頃の昼と夜との割合は８月の終わり頃とほぼ一緒なんだよね、と考える。春彼岸から約２０日過ぎた今の時季と、秋の彼岸の２０日前とは日出、日入り時刻がほぼ同じはずだ。うう～、ぶるぶる。気温は全然違うけどね。桜は満開。薄闇を照らして白い。家に帰り着く頃、すっかり黒い山影に抱え込まれたちっぽけな白が黒に刃向かっている。深夜、中点の月が桜を照らす。暖かい昼間も凍える夜も変わらず咲く花を、月だけが見ている。

2009年04月09日

火星パンダちとく文学

予約したところ、５月初旬入荷とのこと。連休中に読めるか！？

2009年04月08日

イヌの足

犬の手首はほぼ90度内側に曲がる｡手のひらの肉球が腕にぴたりとつくんだよ｡人の手首の曲がる向きとは逆だ｡で､手(前足)も足もいつも爪先立ち｡ｱｽﾘｰﾄみたい｡指は1ｾﾝﾁくらいだけど､ちいさな関節があって､光沢のある細く丈夫な毛が一面にはえてる｡指同士くっついてるから指の間はあったかいかと思ったけど案外冷たい｡手足は寒さに強く､しもやけ､ひび､あかぎれにならない｡靴も靴下もいらない｡(氷上を走る犬ぞりの犬には氷のかけらで切らないように､皮の靴をはかせるらしい)どうやってるのかわからないけど､栗のｲｶﾞが散らばる秋の山道を歩いても平気だ｡爪は巻ﾂﾞﾒ､ほとんど筒状｡筒の爪は折れることはあっても剥がれない｡あの内側90度に曲がる手首とこの爪で､どんな固い地面にもｶﾝﾀﾝに穴を掘る｡

2009年04月06日

今日の一言

バセドー病じゃなく、糖尿病だったらハナシは違ったんじゃない？お昼食べながら聞いた、この一言にドキリ。

2009年04月06日

予約だ！

「火星パンダちとく文学」「達磨」とりあえず各一冊予約しました。売り場をうろつくのは、本読んだ後でもいいや☆

2009年04月06日

発売日

５月１日は『火星パンダちとく文学』の発売日楽しみ♪楽しみ♪

2009年04月05日

火星パンダちとく文学

昨日しつこくかきすぎたので、今日はなにもありません。特製カードを送ってもらえるそうなので申し込んでみました。あと、待ち受けは、どうしようか迷っています。今まで、ボニータという魚か、リラックマかイヌか又はペンギンかキリンかヘビの抜け殻しか待ち受けにしたことがありません。私のケータイ待ち受けは人間以外と相場が決まってるのです。そこに設定していいものか。う～ん、いいかな？良いかも！だって火星(惑星)パンダ(動物)ちとく(何？)ブンガクだから。

2009年04月03日

ケガアルト、ケガナイノダ

昨日、家で牡蠣が待っていた。いや、正しくは宅急便で届いた荷物をあけ、家族揃って牡蠣をどう料理するのとわいわいがやがややってるとこだった。殻つき牡蠣を入れた1斗缶をガスコンロにかけて焼き牡蠣。剥いた牡蠣はムニエルみたいなバター焼き、茹で牡蠣、牡蠣フライ。塩胡椒、レモン、ポン酢、ネギ醤油タレ、タルタルソース。それはもうムシャムシャ。こんなことなら大根買ってくるべきだった、丸々むっちり餅のような牡蠣にかぶりつきながら後悔。ま、いい、レモンあるし、刻みネギ醤油タレもなかなか。義母が、今シーズン最後の牡蠣だと教えてくれる。なんですと～！(と、大げさに驚く)ぜひ今度の冬までの分を食べためておかねば！(と、チカラをこめて言うために)なんだかんだで、五キロの殻付きも２キロの剥き牡蠣もあっというまに完食。1斗缶に牡蠣殻の山。フチが鋭くて手が切れそう。だれもいなくなった台所、勝手口から覗いた犬に殻を見せると、なぜか大喜び。いや、殻です、空ですよ。ほら、と鼻先に差し出すとガッと鼻面つっこんでクンクンペロペロガリガリ。ガリガリ？そうだ、キミは小さい頃噛むのが大好きで、噛むものが無いと石でも地面でもカジカジ。牡蠣の殻くらいかじったってフシギはないね。いやフシギなのは君の顔。顔で牡蠣殻押し分けてケガとかしないの？押し分け、押し上げするから、鋭いフチが鼻面にくいこんでるよ。見つめる私をよそにイヌは鼻面で牡蠣殻を掘り起こす。こりゃかなわない。顔に毛があるとケガしないんだなぁ。

2009年04月03日

火星パンダちとく文学

パソコンひらくの久しぶり。（ずっとケータイ更新だった）リンクはるぞ～、写真つけるぞー！本の表紙なんてことでしょうか！待ち受けもありましたとりあえずこんな感じ。

2009年04月02日

火星パンダちとく文学

発売日は１８日頃☆。なぜ"頃"？こーいうものは○日発売！と尻尾(納期みたいの)が決まってるのかと思っていたら、そうではないみたい。じつは１８日には、パンダさんの出演する落語会があって、その日までに出版しようと、編集者の方はじめみんなで頑張っているそうです。今日あたり、印刷中だったりするのか？あ、でももし、無事に１８日に発売されても、私の居住地あたりで本屋さんに並ぶのは２０日以降。万が一それから、注文・取り寄せとなると、最悪ＧＷ開け……。うーん、やっぱり今から予約しておくべきかも。

2009年04月02日

雨が降り出したら風まで

夕方、降り出した頃にはまだ西の空におぼろ月が浮いてた。夜半、月はすっかり山影か雲影に隠れ、黒い雨に風も加わる。雪で言うところの吹雪、雨は吹雨？嵐と呼ぶほど豪勢な風雨でなく雷もない。あ、タダの風雨でいいのか。雨が小止みになると、雨だれがポタポタ。まるで、だれか又は何かが居るみたい。ヒェ～怖い。幽霊？亡霊？いや、ナニかは確かにいる。いると言うと変だけど、生きてるから生き物。木草だ。山中の草木が体中で水を飲んで、じわじわ根っこを張り、芽を出す。土を持ち上げ、石に楔する。そんな春のバカ力が満ち満ちて、何か生き物の気配がするのかもね。

2009年04月02日

火星パンダちとく文学

発売日は問い合わせ中です(^O^)(オマケ)"掌編小説傑作選"で検索してみてください。

2009年04月01日

二番目の猫

二番目の猫はいい、最初の猫の分まで大切にされる。と、たしか大島弓子さんのマンガで読んで、じゃ二番目のイヌもそうだよ、とうちのイヌのアタマをなでる。で、もしかして二番目の子供とか、二番目の妻や夫も大事にされるのかなと、ちょっと考える。うー、わかんない

2009年04月01日

火星パンダちとく文学について

注文すべきか､それとも書店に買いに行くべきか｡注文だと職場に届けてくれる｡それは味気ない｡やっぱり本屋さんで店内うろついて､｢ぁ､こんなとこにあったじゃん(^-^)/｣と発見を楽しみたい｡みつからなかったら､店員さんに尋ねてﾊﾞｯｸﾔｰﾄﾞから出してもらう(何分､ﾒｲﾜｸ物体ですから大目にみて(^O^)､で､もしも在庫がなかったら注文するとしよう。ペラペラの予約ｶｰﾄﾞに持参の赤ﾏｼﾞｯｸで書いたら白いｶｳﾝﾀｰに裏写りして消えない～('-^*)！私が立ち去った後､次に並んでたお客さんがｶｳﾝﾀｰの裏写りのﾀｲﾄﾙを見てｱﾀﾏに？を3つくらい浮かべて…と､妄想にふけっていました｡が､あれれ､発売日が分かんないや｡確か4月の…､あれｰ！？

2009年03月31日

鳥

毎朝布団の中で鳥の声を聞く｡最近それにも飽きてきた｡春の歌だなぁなんてしみじみしたのは最初だけ､もう毎日春だもんね｡そのうちｶｴﾙがけけけと鳴き出して､土ｾﾞﾐが鳴き､ｾﾐが鳴き出すところを想像しているよ｡散りそこねた梅のそばに気の早い卯の花が咲く｡卯の花と言えば椿を思い出す｡子供の頃遊んだ山の畑にはちょうど今頃卯の花と椿が一緒に咲いた｡畑の北側にはｲﾓﾘの棲む狭い沢があって､その沢をはさんで一段高くに細い道があった｡その道の路肩に植えてあった数本の椿が一斉に咲く｡その下で､真っ白な卯の花が風に揺れて大きな動物みたいだった｡畑の入り口の小さな石段を登ると左に柚子と渋柿の大木､ｾﾝﾊﾞこぎやｸﾜやﾑｼﾛやなにかを入れておく木造の小山があって､そこはいつもｶﾋﾞっぽい匂いがしていた｡あの小屋では､捨てｲﾇをこっそり飼ったり､家出した時に隠れたりした｡もうあの畑はない｡あそこで遊んだのはたった数年間なのに不思議とくっきり思い出す｡気温や花の匂いや鳥の声まで思い出すから不思議だよ｡

2009年03月30日

きたー

ネット復旧につきとりあえず著者のご紹介『火星パンダちとく文学』サイトトップの写真、火星紳士、パンダ、ちとくの三氏を見る通りすがり（？）の少年の表情が！！イイそして書店様向けチラシだそうで、カタイですね～＾▽＾これ。実物はこんなもんじゃありません･･････えーと、最初のサイトを見ていただければ一目瞭然、火星紳士さんはもっと火星っぽいし、ぱんださんはずっと非日常（動物園）的ゴロゴロ感があふれ、ちとくさんは限りなく日常的に電車に駆け込むオヤジ気取りです。しかも駄洒落！あ、今気づきましたけど、『達磨』ってなんですか！！村松せんせい、こっそりこんなの書いておられたんですか！ずるいずるい！自己嫌悪の本は？書き下ろしは？いえ、秘伝４巻は？待ってる本がいっぱいあるのに。フェイントだー。

2009年03月29日

疑問

ギィーーと♪ミソドは同じ鳥ではないか？との疑問がうかぶ。山からは声しか聴こえない。さすがにウグイスの鳴き声はわかる。けどそのウグイスさえ他の鳴き方をしないとは言えない。もしかしたらギィーーと♪ミソドとホーホケキョは同じ鳥。一羽が様々に鳴き分けていたりして……と無謀な想像さえうかぶ。知らないというのはおそろしくも、楽しい。『火星パンダちとく文学』微妙なカバーのお知らせは後日じつはルーターのコードをネズミにかじられパソコンからウェブアクセス出来ないので、また

2009年03月29日

火星パンダちとく文学

いや､一体ﾅﾆそれ？とお思いでしょう｡ｺﾚは未確認ﾒｲﾜｸ物体｡未だかつて誰も見たことも聴いたこともないﾒｲﾜｸなものらしいのです｡私が恐る恐る確認した(?)範囲でも､子供は見るべきでないとか､保管場所にご用心だとか､いかにもﾒｲﾜｸそうでした｡さらにｺﾚは全国各地の書店で､どのｺｰﾅｰに陳列されるかという問題で､書店員さんのｱﾀﾏを悩ますことがはやくも懸念されとります｡4月には､実物が世の中にあらわれるとのこと｡皆様火星ﾊﾟﾝﾀﾞちとく文学というものを発見されましたあかつきには､お手数ではございますが、発見場所と日時をお知らせくださいませ｡

2009年03月28日

寒の戻り

6時頃鳴き始めたのはｳｸﾞｲｽ｡いつものよｰに､一回鳴くごとに間をおく｡ﾎｰ､ｹｷｮ｡ｼｰﾝ｡ﾎｰ､ｹｷｮｹｷｮ｡ｼｰﾝ｡あれれ、間をおいても誰も入ってこないよ。30分も鳴いたか､ｳｸﾞｲｽが黙ってしまうと､めっきり静かになった｡遠くかすかな山鳩のつぶやくような歌さえ聞こえる｡ｶﾗｽの声､遠い電車の警笛もくっきり｡それにしても寒い｡ここ3～4日は朝冷えた｡車のﾌﾛﾝﾄｶﾞﾗｽ真っ白に霜が降りたもん｡こう寒くちゃ鳥も春の歌なんか歌っていられないんだろね｡…なんてﾌﾄﾝの中で考えてたら､7時過ぎ､ｷﾞｨｰｰが一声｡ｳｸﾞｲｽもちょっとだけ鳴いた｡シーンと静かな朝も良いけど、明日はあったかい朝だと良いなあ｡

2009年03月28日

交代

6時前､今朝も♪ﾐｿﾄﾞ(音程違うかも…)が始まった｡♪ﾐｿﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞﾄﾞ､ﾄﾞ､ﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞ､ﾄﾞ､ﾄﾞ､ﾄﾞﾐｿﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞ､ﾐｿﾄﾞ､ﾒﾛﾃﾞｨｰは同じだけどﾘｽﾞﾑの不規則なむづかしい歌になってる｡1～2分後､ﾋﾟﾀﾘ鳴きやむと待ってたようにｷﾞｨｰｰが始まる｡今日はちょっと遠い｡その後の沈黙に､ｳｸﾞｲｽのﾎｰが滑り込んでくる｡ｳｸﾞｲｽは一回鳴いては休み､しばらく間をおいてまたﾎｰとくる｡まるで､誰か歌わないの？と様子をみてるみたい｡種類の違う鳥同士はお互い､時間をずらし､場所を変えて､歌がかぶらないように工夫してるのかな｡明日の歌はどんなだろう｡実は今朝鳥の声聴きながら書いたんだけど､ｹｰﾀｲの電池切れで全文消えてしまった｡やだ､もう知らん！と怒ったけど､気を取り直し､思い出して書いてみたよ｡

2009年03月27日

ライバル

♪ミソド(多分)、ミソド、ミソド、♪ミソド、ミソド、ミソド、……♪ミソド、ミソド……。朝っぱらから、やけに響きわたる芯のある鳴き声。ウグイスのヘタなホーなんかかすんでしまうキッパリ歌。単調な分、間違ったり迷ったりしないのが強み。最初ホーとか細いウグイス鳴き負け。初めは競うように鳴いてたけど、じきにパッタリやめてしまった。♪ミソドは何の鳥だろう。声からはうんと胸を膨らませた恰幅の良い奴(モズみたいな肉食系)しか想像できない。ソロで２～３分も歌ったか。♪ミソドはピタリ鳴きやんで、沈黙にウグイスの歌がそっとすべりこんでくる。やあ、とんだライバルだな。ウグイスくん、歌はたどたどしいのにボリュームをあげる。明日はミソドに張り合うつもりか。

2009年03月26日

うぐいす

うぐいすの鳴き声を、辺りの他の鳥はどんな意味にとってるんだろう。うぐいすがホーーと鳴きはじめると、あたりはしんと静まり返る感じ。遠くでかすかにスズメの声がすることもあるが、ホーーと鳴くうぐいすの近くでは他の鳥は鳴かないみたい。うぐいすの歌をジャマしたら何かトラブルでも？うぐいすに襲われる？まさかね。鳥も聞きほれて黙るのか？今夕、雨上がりの風にざわめく山から、ケキョ、ケキョと超ヘタくそな声がした。最初うぐいすだと気づかないくらいの小声。その時は他の鳥も鳴いてた。響きわたる美声で上手に鳴かないと、ソロはやらせてもらえないのか。それとも、うぐいすはソロとおしゃべりとで声を変え鳴き分けてるのか？もしかしたら朝はメスたちにアピールするために大声で歌い、夕方にはその歌でナンパしたメスに何かささやいていたのかもしれない。鳥たちはうぐいすのナンパをジャマしないよう黙るのかもしれない。はお互いにナンパや恋愛をジャマをしないという仁義をとおして黙るのかもしれない。

2009年03月23日

愚かな夜

定食屋で新聞を読んでいたら､ﾞ湯布院の野焼きで焼死ﾞという見出しが目に入った｡｢ﾊﾞｶで､こいつら｡普通端から焼いていくだろ｣俺はﾋｯﾋと笑った｡｢ﾏﾇｹ｣と言おうとしたが笑っているのでしゃべれない｡そんな自分がおかしくてまた新たな笑いが湧く｡｢死んだ人を悪く言うとﾊﾞﾁが当たるよ｣とたしなめる奴も俺は笑い飛ばす｡｢死人に耳なし､あ､口か？｣うひひと笑う俺を見て目を丸くする女｡顔をしかめてそっぽ向くｼﾞｼﾞｲ｡見てみぬﾌﾘだがｵﾄﾞｵﾄﾞしてる気取り屋のﾊﾞﾊﾞｱ｡どいつもこいつも背中丸めてｻﾞﾘｶﾞﾆみたいに後ずさり｡小者ども｡卑屈さがおかしくて俺は笑いが止まらない｡定食屋のｵﾔｼﾞは奇妙なものでも見るような顔でじろりと俺を見た｡その顔が奇妙でまた笑える｡たまらない｡結局笑い過ぎて定食は食えずじまい｡飲まず食わずで笑い続けるうち､昼が過ぎて夜がきた｡俺は笑い続けた｡家に帰ろうとしたが帰り道がわからなかった｡ここはどこだ｡いいトシして帰り道で迷うなんてバカだ。バカバカしくて笑える。あたりは暗くて静かで誰もいないようだ｡愚かな夜には愚かな生き物が現れる｡俺は笑い続ける｡

2009年03月19日

骨が好き

焼き肉の日、骨付きカルビの骨の山をイヌにやる。残して良いよ～、ムリに食べなくていいからね…なんて、ほっといてもムリに食べる心配はないが一応声かけておく。翌朝、ない、無い。一匹あたり２０個近くあったはずの骨、お皿に３個しか残ってない。お皿の周りに白いかけらが散らばってる。食べたんだ。骨はそんなにおいしいのか。それとも単に噛むのが好き？そういえば君ら小さい頃はなんでも噛む子犬だったよ。前に飼ってた私の犬は、これほど骨好きじゃなかった。噛むのもキライ。じゃれて噛んだりなめたりしなかった。いやヒトにすり寄るようなマネはしないし、オナカは一生で２回くらいしか撫でさせてくれなかった。寒い日と山のケモノミチ散歩が好きで、ケンカが強かった。何かにつけて死んだイヌばかり思い出す。懐かしいあまり美化してるかもね。彼岸じゃけんこらえてつかぁさいと、目の前の犬にことわって、申し訳に頭なでる。あ、毛布の中から骨のかけらがでてきた。おまえ、ホントに骨好きなんだな。イヌそれぞれ、ヒトそれぞれ。とりあえずこの世の中に好きなものがあってよかった。

2009年03月19日

鳥の鳴き声

朝６時からうぐいすが鳴いている。またヘタ。ホーと言ったきり黙ってしまうこともある。がんばれ、うぐいす！もう春だよ。で、うぐいすが鳴き始めると、他の鳥の声が聞こえない。小さく、うー、うーと不満げな山鳩なんかもちろん、チュン、チュン、ジジッとかまびすしいスズメも、なんだか分からないけど早朝から鳴き交わしていたわりと声の太い鳥も、鳴いてないわけはないんだろうけど、聞こえない。うぐいすの声は目立つ（いや、目でなく耳だけど）。それに気をとられて他の声が耳に入らないんだろうか。こんど、うぐいすの声がしたときは、きをつけて、他の声をきいてみよう。

2009年03月19日

惜花

内側ずっとﾉﾄﾞがいたい｡普通なら酢漬け生姜と風呂上がり水掛けと乾布摩擦の効果によってとっくに治ってるはずなのだ｡8日の日曜に大声出しすぎて声がかれたのがいけなかったか､筒井康隆宇宙にめり込んで午前3時まで夜更かしし続けたほうが効いてるのか｡とにかくはやく治そう｡治れ､治れ～｡外側とうとう梅が咲き始めた｡春だ春｡今年は老紅梅と壮年白梅と小梅が一緒に咲いた｡散るときも一緒かな｡白梅が散ると季節はずれの雪みたいだ｡明け方や夕方には青白く幻想的で悲しくなる｡でも今年は､そんな呑気に花見ていられない｡3月は子供の行事が目白押し｡ああせっかく一年ぶりの花なのに｡昔､梅の木の下で一緒に遊んだ犬があの梅の根元に眠っているのに｡望春とばして､惜花､惜春モードに突入｡ああ気がはやすぎ＞私｡まだ､ほんの3分咲きだけど、明朝梅の木と犬に挨拶に行っておこう。

2009年03月13日

風邪

朝から微妙にノドが痛い。夜にはかなり痛くなった。普段ならお酒飲んで寝たら治るわってとこだけど、耳のお医者さんはお酒は良くないと言うので控える。別に耳を気にしてる訳じゃなく、最近たまたま飲まないでいるから、いつまで飲まない生活が続くか自分で自分を試してるだけだったりする。最近、ちょっと体重が減って、それも飲まないせい？と、うれしくして飲まない。つまり節制というより身勝手。あ、喉のこと忘れてた。忘れられるくらいの痛さなんだな。痛さといえば、痛さを忘れてしまうことよくある。ウッカリ者なせい？痛み忘れて動き回ってたら後でずっしり痛くなって困る。とりあえず今は耳。だいぶ治った気がするけど、一応、病院に行こう。

2009年03月06日

う～ん

こんな夜更かしするつもりじゃなかった。早く寝るつもりだったのに、腹立ちとか失望とか、釈然としない気持ちで落ち着かない。しまいにそんな自分が滑稽に見えて、それで少し落ち着けた。小さくて、限りなく個人的で、誰にも相手にされず、理解もされないくだらないことを考えてみる。小さな小さな小さなこと。私は何を一番小さなことだと思うだろう。深爪、パン屑、耳なり、お皿に残ったグリンピース、みかんの白い筋、新しいタイヤについてる細いゴム、ゴマ一粒、紙で切れた傷。鼻毛、ホコリ。クマムシは小さいけど偉大だ。

2009年03月05日

好み

２匹の犬。片っぽはドッグフード嫌い。もう片っぽはドッグフード好き、それもあのカリカリ堅いの。でも、うちの犬用ご飯はお米のご飯がメインだ。時々フード買うけど、なんかもったいない。それぞれに別ご飯用意するのめんどくさいんだよね。それはさておき、ご飯とお肉や魚を別々にやるときは、先にごはんだけあげる。でないと肉魚だけ食べてごはんを残すのだ。最近はもう肉魚が出るまで、ご飯食べずに待つようになってる。さすが、私が肉や魚もってるのはお見通し。ごまかせない。であたしはご飯を犬の口もとに持っていって食べさせる。犬はイヤイヤ口にいれるけどたべないで口の中でキープ。肉や魚が出てきたら、ご飯を口から出して肉や魚を食べるつもり。なんかね、ご飯食べようよ。肉や魚ばっかり食べてちゃいけないよ。あたしの財布がめっちゃスリムになるじゃんか。財布？それっておいしい？犬は興味シンシンで鼻を近づける。うわ、やぶ蛇とはこのことか。財布、牛革だ。

2009年03月01日

副作用？

最初に病気行った日のこと｡耳の薬､ホルモン剤ですけど、これ飲むと顔が丸くなります。が､飲むの止めたら治りますからな｡お医者さんはそう言ってちょっと笑ったみたいにみえた｡なによぅ～､あたしの顔もともとまん丸だから関係ないだろけどねってｶﾝｼﾞ？いやいや僻んじゃいけない｡なんて思ったのを突然思い出した｡薬のせいだかなんだか分かんないけど私の顔ぱんぱんに丸い｡まるでｱﾝﾊﾟﾝﾏﾝ｡うわ～､耳はやく治れ～｡薬いらなくなれ～｡いや､本当に薬のせい！？もしかしてﾏｼﾞ太った？ｲﾔだ～｡と､夜分､鏡みてどんよりしております｡

2009年03月01日

梅

梅が咲いていた。暖かい午後。体育館脇の人んちの庭先にしだれた紅梅。体育館からの帰り道、南斜面の梅畑の白梅、一分咲き。冬中ひとけのなかった山あいの田畑にも人影ちらほら。もしかして家の梅も？と帰ってみた。まだだ。それでも、春は遠くない。夕方の寒風も、もう綿の上着で大丈夫だ。静か。最近になく穏やかでのどかな気分。耳は聞こえてないのか聞こえてるのか、わかんなくなってきた。人ごみや騒音のなかでは人の話がほとんど分からない。声は聞こえるけど言葉がわからない。そんなとき、あ～、やっぱダメじゃんと気づくけど

2009年03月01日

うかれる

難聴って、めっきり年寄りになったみたいじゃんか。やだな。正直、認めたくなかった。医師が例えて引き合いに出したのが歌手の「浜崎あゆみ」さんで、ちょっと気が楽になる。トシは無関係らしい。太る薬はのみたくないなー、どしても飲まなきゃダメですかと聞いたら、治らなくていいなら飲まなくていい。自分で決めることだ。なるほど、ごもっとも。なんかうれしいのはナゼ？自分がめちゃくちゃ頑丈なのが自慢でコンプレックスだった。かよわいヒトに憧れていた。ちょっとムリすると、体調が…、なんて顔色わるくして言ってみてぇ～と、かねがね思っていた。コレはチャンス？うゎ、体調がー！！って似合わねー(￣□￣;)!!＞私どーせほっときゃ治る。いやあやうくほったらかすとこでしたが、ある方の助言のおかげで病院に行きました。根拠はないがうまく治りそうな気がする。教訓)突然聞こえなくなったら早めに病院、すぐ病院だよ。ってこんなのかいてるあたり、かなり浮かれてるわ。私。

2009年02月26日

病院

耳鼻科に行ったら､神経性難聴だという｡突然なるのは珍しくないらしい｡早めに治療したら3人に2人は治る｡治療開始が遅い＝ほぼ手遅れ､と医師｡ﾋﾟﾝｸ色の注射をして､のみ薬を4種類もらう｡こんなたくさんの薬もらうのは初めて｡しかも毎食後で一日三回｡だいたい､いままで薬もらっても忘れちゃって全部飲めたことがない｡今回は厳重に飲まないと治らないとおどかされた｡で、飲むと太るんだって、この薬。いやだー。飲みたくないー(￣○￣;)

2009年02月25日

散歩

今日仕事終わったら、お風呂屋に行こうか、犬と散歩しようかと迷ってた。晩御飯作ってたら遅くなったので、犬と散歩することにした。くらい道を川まで歩くのは久しぶりだ。前の犬とはよく歩いた。時間がないときは申し訳。時間あるときは、山を登り河原を渡り、刈り取りの終わった田んぼを走った。歩きながらいつも犬に話しかけてた。何話してたんだろ。思い出せない。今のは長女の飼ってる犬。私の犬じゃない。かわいいけど、話はできない。

2009年02月24日

ひとりになりたい

私が小説や日記を書いてることは家族や友達にも内緒だ｡だから家族や友達から離れたいときにはここにきたら良かったんだと今頃気づいた｡はっきり気づいたのは今頃だ｡でも多分最初からわかってた｡だからﾌﾞﾛｸﾞなんか始めたんだ｡小説書いてる時は誰にも会いたくなくなる｡ﾎﾝﾄにひとりっきりで引きこもりたい｡子供とも話したくない｡それってｵﾄﾅとしてﾔﾊﾞい｡でも切り替えも含めて時間がﾀｯﾌﾟﾘあればﾃﾞｨｰﾌﾟに楽しい｡で､時間がないときにも、ちょこっとひとりになれる心の浅瀬｡ここはそういう場所｡そういう場所があってよかった(^-^)

2009年02月23日

耳

変更やっぱり病院行き決定。いつ行くかは未定。金曜日、休みとれたら。

2009年02月23日

耳

寝起きの耳、今日は聞こえた。だから病院いかない。三半規管だとあとで怖いよ～、とおどかされたのがプチ気になるけど、日が経てばプチプチプチプチプチプチになっていくさ

2009年02月23日

聞こえない

昨日､朝起きたら左耳が聞こえなかった｡起きぬけは､指に力が入らなかったり､声が出なかったりするが､耳が聞こえないのは初めて｡全然聞こえないわけじゃない｡音はわかるけど言葉は聞き取れない｡そのうちなおるわ､とほっといたら夕方治った｡でも､今朝また聞こえなかった知り合いの人に､今日､あたし耳遠いけん話きいてなかったらごめんよって言ったら､それって三半規管がおかしいんじゃない？疲れすぎじゃで。という返事明日の朝もおかしかったら病院へ行こう体って思いがけず､不思議なことがあるなぁ…

2009年02月22日

一年

小学校六年生の長女が通うバレーボール教室には名物(？)先生がいて、夢は全国優勝だ。その夢が近い年と遠い年があるのは、子供たちが毎年卒業していくから。力があって、先生の夢に共感できる子供が揃う年もあれば揃わない年もある。今年は多分揃わない方で、先生の夢には程遠いチーム。それでも、練習週３回。土曜は練習試合日曜に試合のパターン。さらに県外に宿泊遠征４回、合宿２回。子供たちはバレー三昧だった。先生はよく我慢して教えてくれた。あまり強くないチームを連れて県外へ行ったら監督としては肩身が狭いに違いない。それでも懲りずに連れて行ってくれた。先生は土日休日なし。親もほぼ同じ。私は体育会系じゃないからついてくのがつらかったけど、なんとか一年おわりそう。あと一ヶ月、がんばる。

2009年02月22日

聞かれたこととその答えと、聞けなかったこと

「レズってなに？」と長女に聞かれた。いや、私にはよう分かりませんが、と微妙に汗かきながら説明を試みる人は男が女を好きになったり女が男を好きになったり、なぜか男女の組み合わせが多い。ところがたまに男男、または女女の組み合わせで好きになることがあるらしい。もしかすると男男女とか女女男っていう場合もあるかもしれん。いや、誰も好きにならずパートナー不要で女ひとり、男ひとりって場合もありえる。フナは小さいとき男で大きくなったら女になる。でんでんむしはああみえて両性をそなえている。人がそういう生き物だったらホモとかレズとかありえん。でも人は生まれたときから性別が決まってる。それがフナやでんでんむしよりええことかつまらないことかはわからん。フナやでんでんむしより不自由といえば不自由。一度きまったら変わらないから分かりやすいといえばわかりやすい。とりあえず生まれたときから性別の決まっているいきものが男男の組み合わせで好きになるのをホモ、女女の組み合わせで好きになるのをレズと、世間では呼ぶようです。牛乳のフタにホモジナイズド牛乳と書いてあるけど、あれは”同じ種類の牛の”とかいう意味で男男の牛乳という意味ではないから･･･、とこれは補足。子供はとちゅうで「あ、わかった」とさけび、後半はふんふんと聞き流していた。だから答えはここで終わり。以下は言わずにおいたこと。いつかプラトンの「饗宴」という本を読んでみて。男女の組み合わせで好きになってしまうのは私的には遺伝子のたくらみのような気がする。これはいつかドーキンスの「利己的な遺伝子」を読んでみて。ニンゲンがフナだったら青二才の立場で年上女性との恋をするか、中年女性になって若い男性と恋をするか。同級生ラブはありえん。どう？ニンゲンでよかった？学年にええ人がおる？…、と聞きたかったけど、ここにたどり着かなかった。こんどこの話になったら真っ先にここを聞こう。

2009年02月21日

日記

書くつもりはないのに、気づいたらここ５日、毎日書いてる。いや、コレ日記じゃないや。思っただけで誰にも言えなかったり、言わなかったりしたことを、とりあえずここに……、ってかんじ。このブログ始めたときのコンセプトがソレだったりする。でも、日記みたいに書いてもいい。今朝の雨にも溶け残った昨夜の雪で車のワイパーが動かなかった。重い雪。夕方の小雨には黄砂が混じってフロントガラスにまだら模様がついた。明日ガソリン満タンにするついでに洗車、は多分しない。なんか、ただじっと待つのが苦手だ。待つのが苦手だから病院も美容院も苦手な部類に入る。心にゆとりがないせいか、いや子供の頃からだから性分かも。待てない私の車は、当分汚いままで走りつづける。いつか、待てるようになったら、今の私をどう思うんだろう。運転席に座る前に携帯が鳴った。話し終わる頃にはまだら模様は見えなくなった。

2009年02月20日

メモ３

東京に行ったとき、足が痛かった。すごく不親切だと思った。人じゃない。イスとかベンチとかそういうものが、あからさまに座りにくさを追求してるところに凶暴な不親切を見た。ベンチは座る面が前に傾斜したり、カマボコ型にふくらんだりしてる。さらに進む(？)と太めのパイプ棒を横渡しにしただけになる。高速道路のサービスエリアのファストフード店のにはオモチャみたいなクッション材が巻いてあるけどそれもなし。これならガードレールに座るのと大差ない。駅の前の植え込みのコンクリートの縁の方がまだ座れる。どこへ行ってもなんか足を止めにくい。きっと、コレが都会というものだ。ゆっくりお座りくださいなんてオーラを発する癒し系ベンチなんか、一瞬で奪われる？か占有される？んだろう、と想像した。いや単に私が田舎ものなだけかとりあえず座りたくて、飲みたくもないコーヒーを何杯か飲んだ。東京は足が痛い。でもまた行きたい。

2009年02月19日