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しゅわしゅわキャンディー

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Jul 3, 2007
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引き続き東野圭吾にはまってます。



不思議な話です。
親子の絆、がテーマかな。
親に対して、誰でも少しは「ああしてほしかった」という思いがあると思いますが、
それがちょっぴり極端な形で表現されています。
理解して受け入れる。
また、
どんな状況でも、たとえ死が見えているときにでも希望を持って生きること、
というようなことも描かれていました。
自分の状況の悪さを人や運のせいにしない。ってこととかも。

いなくなった恋人を追いかける、大きな陰謀に巻き込まれる、といった小説の流れは・・・うまく融合できていない感じが・・・
特に、この大きな陰謀というのが、とってつけたようというか・・・「変身」「分身」と、そんなだったから、またか、って感じというか・・・(読者って飽きっぽい!)
でも、最後まで読んじゃったから、やっぱりうまいのかねえ・・・



テーマは、「犯罪を犯してしまったことの罪の重さ」でしょうか。

重たい・・・暗い・・・
このおもたーい内容の本を、活字嫌いの私に最後まで読ませるとは!!
東野圭吾、すごいよ~。
最初の方は少々退屈な感じを覚えたものの、気付いたらノンストップで読み切っちゃってるし!
出てくる人すべてに共感できるようなリアルな描写。





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Last updated  Jul 3, 2007 02:45:35 PM
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