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カテゴリ:本
引き続き東野圭吾にはまってます。
不思議な話です。 親子の絆、がテーマかな。 親に対して、誰でも少しは「ああしてほしかった」という思いがあると思いますが、 それがちょっぴり極端な形で表現されています。 理解して受け入れる。 また、 どんな状況でも、たとえ死が見えているときにでも希望を持って生きること、 というようなことも描かれていました。 自分の状況の悪さを人や運のせいにしない。ってこととかも。 いなくなった恋人を追いかける、大きな陰謀に巻き込まれる、といった小説の流れは・・・うまく融合できていない感じが・・・ 特に、この大きな陰謀というのが、とってつけたようというか・・・「変身」「分身」と、そんなだったから、またか、って感じというか・・・(読者って飽きっぽい!) でも、最後まで読んじゃったから、やっぱりうまいのかねえ・・・ テーマは、「犯罪を犯してしまったことの罪の重さ」でしょうか。 重たい・・・暗い・・・ このおもたーい内容の本を、活字嫌いの私に最後まで読ませるとは!! 東野圭吾、すごいよ~。 最初の方は少々退屈な感じを覚えたものの、気付いたらノンストップで読み切っちゃってるし! 出てくる人すべてに共感できるようなリアルな描写。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 3, 2007 02:45:35 PM
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