戦前の珈琲の本
ピーヨピヨピヨ、ピピヨピ~よピよ、今の仮オフィスは住宅街なので、一本通りを入ると静かで鳥のさえずりが、出勤途中迎えてくれます。 コーヒーの親しいお客様「香炉庵」の細山さんから、昔の珈琲本を教えて頂いた。なかなか面白いので、何回かに分けてご紹介する。タイトルは”喫茶とケーキ通”、昭和6年(1931年)4月1日に発行された本です。道で知人に会ったとする。「やあ、そこで珈琲(キャフェ)でも飲まうか」、これが近代青年の交換する挨拶である。赤瓦でペンキ塗りの文化住宅を訪れて、断髪洋装のモガ夫人に、まず第一に接待されるのも珈琲(キャフェ)である。読者人が読み疲れ、考へ疲れて、まず胸に浮かぶのも香り高い珈琲である。年々発展してゆく都市の郊外で、最初に決まって見受けるのも、湯屋の煙突と生蕎麦の看板と、そして必ず一軒の珈琲店である。まことに一九三一年は、珈琲の時代だ。 85年も前から、珈琲がこんなに注目された日本の国民性を思うに、戦争で珈琲が入荷しなくならなかったらジャポニズムの珈琲文化はもっと早く世界をリードしてたと思わされたのである。 バックNo.451:珈琲場面オンとオフ(↓スクロールしてネ) ■サニーフーヅオンラインショッピング■ ●コーヒー豆 ●サワー濃縮果汁 ●フルーツ&フレーバーシロップ 人気blogランキングに参加中応援いつも感謝です^^♪