ひだまりももカフェ

お盆休み中ということもあり、結構ガッツリ観てます。
台風のせいで２日ズレて開催されている夏大。

ＮＨＫとＢＳ朝日、双方で中継がありますが、私はＢＳの方で観ることが多い。
画像が綺麗なのと、１球ごと投手が投げた球種を表示してくれるので。
でも解説が嫌いな感じの解説する人だったらNHKに変えます。
「さっきの～が良くないですね、私だったら～」とか
「ああいうのはダメですよ」などとマイナス言葉と持論ばかりを
だらだらしゃべる解説がたまにいて、聞き苦しいときね。
あと１聞いたら10返って来るみたいな聞いてないことまで喋りすぎる解説も困る。

仕事行ってる時は手が空いたときにスマホとかで速報を見るとかしかできないけど
（どんだけ気になってるんだ）
劇的な逆転があった試合とか、話題になってYahooで取り上げられてたりした試合は、
夜にsky-AっていうCSのチャンネルで再放送を観るっていうガッツリ具合。

四国はすでに地元含む３県が敗退し、残ってるのは高知の明徳義塾のみとなりました。


15日の試合とか凄く面白かった。

第一試合・明徳義塾(高知)×智弁(奈良)。
明徳が四国なので何となく明徳よりで観てました。
明徳がじわりじわりと確実に点を取って、気づけば二桁得点。
不思議なもので、明徳は甲子園、一回戦で敗退したことがないのだという。
今回も結局神話通り勝つんだなー。不思議。
（あまり試合内容は覚えてない 笑）


第二試合・開星(島根)×大阪桐蔭(大阪)。
この日は甲子園、朝イチから満員ぽいなーと思ってたけど、やはり。
入場規制で入れなかった人がかなりいたらしい。
この対戦も見ものの一つ。
開星、凄く打ってたけど、守りの時にミスが目立った。
あと、観ててもわかんなかったしスロー映像みても「そうかなぁ」と思った程度だったけど、
ボークも2回だっけ、とられて、そんでそのせいで押し出しの1点とか…。
主審が妙に開星に厳しい感じもしたけど…。何度もピッチャーに注意与えたりね。
あれ、実況も解説も「なんでしょうね？」とか言ってよくわかんない風だったし、
場内の人も「？」て思うだけだったろうし、
結局のところピッチャーの集中力を削ぐだけの行為に見えたな。
きわどい試合、結局7-6で大阪桐蔭が逃げ切った感じ。
この試合中、恐ろしく天気がいろいろ変わった。
あんな大雨だったりいきなり晴天になったり、そして通して強風の中、
両校非常に過酷な環境でやりにくい試合だったろうと思う。本当にお疲れ様、と思った。


第三試合はこの日最後の試合。
二松学舎大付(東東京）×海星(長崎)。
こういう自分の住む地や隣県でもない、
両チームとも縁もゆかりもない対戦はどっち寄りにもならず観れるので面白い。
その上で、この日の3試合中一番私が面白い！と思った試合です。

二松学舎大付は夏大初出場。
そういえば聞いたことないわーと思ってたら、
それでも地方大会では結構最後まで残るような強豪校の一つなのだそうで。
これまで二松の甲子園行きを阻んできたのは帝京だったんだとか。
なるほど。帝京はよく見る。

この対戦、両校とも1・2年がスタメンに多いというのが特徴で、
二松に至ってはキャッチャーが1年だった。これは初めて見るかも。

序盤からとにかく二松が打つ！HRも出たり。
しかし5回表、沈黙してた海星打線が爆発。
あっという間に2死だけど満塁。
1点入っては満塁みたいな状態が続き、2点差まで縮まってから二松、投手を交代。

そんなピンチのこの場面で3年投手の後にリリーフとして出てきたのは、
ベンチ入りしてる選手の中で一番大きな番号、18。
1年のピッチャーでした。

甲子園のこの舞台、しかもこんな身の縮むようなピンチの場面で
よりによって1年放り出すとか監督！って、まぁ思ったよね 笑
この交代により二松は投手捕手とも1年。1年生バッテリー。

私個人は、もー二松の監督さんは何、この試合諦めたの？とか思ったんだけど、
ここからが凄かった。

1年生投手の大江君、いきなりデッドボールで押し出しをしてしまう。
あがってんのかな？と思ったら、次の打者をあっさり三振で切った。
その後もあれよあれよと妙にあっさりと打ち取って行って、
終わってみれば大江君は出てきてから、いきなり押し出しで1点は与えてしまったものの、
それ以降の回すべて0点で抑えていた。
7-5、二松学舎、1年生バッテリーで勝ってしまった。

驚くべきはその投球のキレと、捕手のリードの良さ。
そんでもってバッテリーの怖いくらいの落着き。
試合後インタビューは観なかったんだけど、捕手の今村君のインタビューとか、
大人すぎてどこが1年！とか言う内容だったらしい。

ピッチャーの大江君のほうも、
回ごとに相手を打ち取った時とか、全然喜びをあらわにしないというか、
ガッツポーズとか雄叫びとか全然しないんだよねー。
試合終了の時だって捕手や内野手たちが走り寄ってようやく
「エヘヘ」って感じに少しはにかんだ程度。

試合後話題になりすぎて、
ツイッターで「1年生バッテリー」がトレンド入りしてたっけ 笑


この土日はあまり注目してるとこの試合がなかったのもあって
ほとんど観ていないんだけど、
明日、仕事の日に限ってみたい試合が第一試合から！！
なんでだ！台風コノヤロウ！！


明日18日の第一試合は、三重(三重)×大垣日大(岐阜)。
三重は去年我が地元済美と対戦した高校で、
色々目立つポイントがあったので妙に覚えてる高校です。
1回戦であの広島の強豪・広陵と競り勝って来ている。
対する大垣日大は、前の記事で書いた通り、
負けてたのに終盤で大逆転を魅せた、名将率いる高校。

個人的に午後からの鹿屋中央(鹿児島)、その後の試合の利府(宮城)あたりも気になります。
どっちも甲子園初出場で、1回戦、非常に面白かった。
鹿屋中央は星陵と当るんだな。これは見もの。


19日は観れるけど、見たいなーと思うのは最後の試合、
明徳×大阪桐蔭の試合かな。コレ満員になりそうな気配ですね～。


20日。見たいの目白押しなのに仕事！なんでだ！！なんでなんだ！！
まず第二試合の沖縄尚学(沖縄)×二松学舎大付ね！
そして第四試合の盛岡大付(岩手)×敦賀気比(福井)。
敦賀気比の打撃力は凄い。
1日目の第二試合、対坂出商(香川)にて16-0で勝った学校です。

2回戦の対春日部共栄(埼玉)戦でも10-1で圧勝というとこを見ると、
打力は凄いし、相手が点を取れてないってとこも凄い。
攻守ともかなり恐ろしいですね。


こう振り返ると恐ろしく細かく観てる、今年の高校野球。
毎年ありえないことが起こるのが面白い。


余談だけど、気になるのは試合や球児だけではない。

毎日来てる客席のおじさん。
バックネット後ろ、ＴＶカメラがあるんだけどその斜め後ろ通路横。

黄色いＴシャツに半パンでタオルを膝にかけてる緑のスニーカーの。
毎日そのいでたちでその場所に必ずいるので、
「あ、今日もいらっしゃる…」
と毎度何となくチェックしてしまうよ。
毎日同じ格好って凄いよね。




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