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ひだまりもも

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July 18, 2016
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テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:高校野球
高校野球の話。

3回戦勝利したので中一日挟んで7/16(土)、4回戦へ進出したひいき校。
次の相手は都立広尾。
強さはよく知らないけど、今夏堅実プレーのチームなんだな、という印象はあった。
広尾はここまで、組み合わせを見て「こっちが勝つだろう」と
誰もが予想したチームをことごとく破って勝ち上がってきた。

1回戦の相手は大森学園。
昨夏、私のひいきの二松が初戦で戦ったところ。
広尾は今回ここと接戦を制して勝利している。
そして、2回戦では日体大荏原。
組み合わせが決まった段階で、二松のいるブロックを見た人は大体、
日体大荏原と二松が当たるぞ!とザワついたくらいには、強いところ。

しかしいざ広尾と対戦してみると、4-1で広尾の勝利。

初戦と二回戦の点数をみて、
多分広尾は攻撃力はそうでもないけど守備が良いチームなんだな、と思っていた。

フォロワーさんに広尾のOBの子がいてたまにやり取りしてる子なんだけど、
次の二松の対戦相手が広尾に決まったのが分かったのは、3回戦観に行った日の、
第三試合中に雷雲が来て避難してる時の事だった。
そのOBの子から呟きが。
「明後日二松と試合です」

フォロワーさんの学校と自分の応援してる学校が試合って実は初めてだったりする。

守備に不安のある二松と堅実なプレーの広尾。
二松にとっては頼みの綱は投手と打撃陣っていう試合になりそうだった。

当日は私は仕事だったので、
二松の試合の前までに猛ダッシュで急ぎの仕事を片付け、
あとは締め時間まで多少余裕のあるものを片付けつつ経過を気にしてた(仕事しろ)

中一日とはいえ、もし今回勝ったとこで、
次の対戦相手がおそらくノリにノってる(死語)あそこだろうなっていうのがあって、
今回おそらく二松はエースを出さないんじゃないか?
もし出すとしてもリリーフか、もしくは備えとして外野スタメンかな、と
誰もが思っていた。

でも発表された先発はエース大江竜聖。
ここで控えを使わないとは…
もう監督さんはエースと心中のつもりなんだな…

まぁそれもあるけど、大江くんは間が空くと調子を落とす変わったタイプだし、
日々の練習球程度の球数で終えることが出来たら逆にいい形なのかもしれない。
球数を抑えて配球組み立てるというやり方を模索してるようだし、
なによりバッテリーにそんな心配をさせないように打撃陣が奮闘するのが目標なのかも。
夏は打てないと勝てないからね…

TL頼りで観ていたけど、1回双方攻撃が終わった段階で「勝てる」と思った。

得点は0-0だったけど、表の広尾の攻撃、大江くんが3人でピシャリと抑えたこと、
その裏、当たってる1番キャプテン・2番島根くんが連打で出塁したこと。
そのあと勿体無いプレーや相手の好守などで得点は阻止されたけど。

大江くんが良い調子ぽい。
打線が初戦同様打ってる。
こういう時の二松は強い。

その後、何度か広尾の好守に阻まれはしたものの、
じわりじわりと得点を重ねる二松。
一方守備では、心配したポロポロ守備も無さげで、
それどころか「大江、3人でピシャリ」というつぶやきが続くばかり。

ただ守備のいいところになかなか大量得点とはいかない。
結局8回まで続き、8回裏の二松の攻撃で得点を重ねようやく8回コールドとなった。

広尾 000|000|00 |0 H 1E2B2
二松 001|400|11×|7 H15EOB2


(5回までに10点差、6回以降7点差でコールド適用、です)

エース大江、被安打1・与四死球2・奪三振8・完封。

前回1回からいきなり失点してるので、今回は初回から飛ばしていったそう。
そういうことすると5~6回あたりで普通バテるんだけど、
この人スタミナがどうかしてるので(褒めてます)、
多分この試合が延長でも何ともないんだろうな…

球速はわりと140キロ台を多く投げ込んでいたとのことだったので、
チームの目標としては5回、だったんだろうな。
その辺は広尾が良かった。安打数のわりに得点は伸びなかった。

「1年の時から酷使されてるのに大江は元気だなぁ」
っていろんな人が言ってる。

そう言えばそうだなぁ。
大体下級生から使われ続けるとどっか故障したりしそうなものなんだけど。
しかも大半の試合を完投している。

多分、大江くんは元々外野メインで投手を主にやり始めたのが遅かったことと、
元々持ってる筋力や筋肉・関節の質がいいんでしょうね。
そしてそれらを上手くここまで伸ばしてきているってことなのだろうか。
それでもくれぐれも無理はしないで欲しいところだけど。

次は、中2日あいて、対都立小山台。

小山台は都立の中でもかなり強い方。
二松が初めて夏の甲子園に出た年の春、
小山台は21世紀枠で選抜に出場している。

この時、二松は秋準優勝で、関東東京6枠目を他県の学校と競っていた。
もともとその他県の学校の方が内容的に若干分が良かった上に、
小山台が21世紀枠に選ばれたことで二松の選抜出場は阻まれた形、とのこと。
(当時は別校や別エリアばかり観てたのでこの頃の関東の状況は全然知らない)

なので、一応縁のある対決、となる形。

都立高で強いところ、特にこの小山台と城東は人気校なので、
応援の人が毎回ものすごく多い印象。
部員数も多いのでスタメン以外全員がスタンドで応援してるのは本当に圧巻だし、
そこに立派な吹奏楽部やOBや保護者、ファンが集まるともう、
多分普通の学校ならその雰囲気だけで飲まれるんじゃないかな。
関係者以外だって、強豪私立よりは選手を集めない普通の公立を応援する人は多い。
別にその学校贔屓でなくても都立校が強豪私立を食うのは第三者的に面白いだろうからね…

そう言う意味で次、
二松は間違いなく相当アウェー感たっぷりの中での戦いを強いられる。

でも二松は度々言いますけど、そう言うのもう別に…
このたった1年の間に何度そういうとことばかり当ってきたか。
松山東、早実、城東、東海大高輪台。
これだけ当たってきたら嫌でも耐性できるよ…

スタンドの大応援の威圧感だけなら二松は強いんだけど、
今回小山台はここまで恐ろしい快進撃を続けてきている。
きっと関東一ならそんな相手でもサラッと5回コールドとかで勝つんだろうな…
というか、そう言う相手にこそ強いのが関東一。
逆に、そう言う相手にめっぽう弱い印象なのが二松。

強豪都立には何だかんだ勝ってきてるけど、
次はどうだろうか…

それに、大江くんの調子が気になる。
やっぱり彼が調子悪いとチームがのれないのでね…。

恐らく先発は彼だろうし。



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Last updated  July 18, 2016 05:30:46 PM
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