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カテゴリ:時事ネタ
今話題のプレミアム商品券。1万円で1万2千円分の商品券が買える。国交付金が出るし街が潤う?だかで市町村で最近話題になっているやつだ。
私の住む街でも前月に3回目か4回目の販売があった。数箇所にわたり発売していたようだが、午前10時半販売開始なのに、9時半ごろにはすでに「おそらく買えないと思われます」というアナウンス。そして実際、ほとんどの販売所で9時半位ではすでに買えなかったらしい。 ちなみに私はこの日早朝出勤だった。どうやら先頭は朝の4時ごろには来ていたらしい。休憩時、外に出たらあまりの人手に驚いた。一応、警備がでて人員整理や交通整理をしてるようだが近隣は大渋滞。おまけに道をふさがれて私は遠回りして目的地に行く事に。迷惑この上なかった。 土日休みで買えないしいいことなかったよ、本当。 ニュースでやってたと聞いたのだが、一人10セットまで購入できるとのことで家族親族つれて10セット×10人=100セット100万円を買った人もいたらしい。うちの市町村か知らないが。 まぁ、使える店舗みたら車とか買えるからね。そりゃでかいわな。目の色変えて並ぶのもわからなくはないが・・・。 期限は11月までのだったと思った。車などの出費でないとね、なかなか使いきれないよね。 これらをみて思ったのは多少の余裕があるから並ぶ人が多いんだろうなって。 だってさ、店のリスト見たけど私は高くて滅多に行かないスーパー位かな、使えるのは。まぁ、近所で足がなければ仕方ないだろうけど。 他はどちらかといえば贅沢品関係のような印象。別にリストの店に行く必要てない。その、いわゆる大型スーパーとかホームセンターがあればよかったのだが実際は飲み屋とか個人のちょっと贅沢な商店とかそんな感じ。 要は最低限の衣食住にあまり関わらないってことだな、自分的には。 これらって一体どのような需要があってどのような経済効果があるのか知らないが、一ついえるのは低所得者にとって縁のない商品券だと思った事。 ま、自分も1万円分欲しかったけどね。自分のいく病院が入ってたから。でも、仕事で買えなかった。 上司が「たかだが2千円程度で」といってたが、1万円で2千円の割引は大きい。2千円稼ぐには私は3時間弱働かなきゃいけないからね。でも、かといって自分にとって主な使える店が贅沢品となればやっぱりせいぜい1万程度。全部病院とちょっとした贅沢でケーキかったりのみに1度行ったり。その程度だったろうな。 今日、街中を歩いていたら「プレミアム商品券使えます」というシールやポスターが貼ってあった。また、プレミアム商品券で支払えば更なる割引や粗品プレゼントなんて店も何ヶ所かあった。 プレミアム商品券商法ですか。並んだ努力に免じて更なる割引か。うらやましいよ、まったく。 箪笥貯金の切り崩しにはいいんだろうな、きっと。 でも、本当にその補助を必要としている人たちはきっと買えない。なぜなら貯金などないのだから。 税金もそうだよな。前納制度がある。1年分先払いすれば少し安くなる。でも、貯金がないと払えない。中途半端に少しだけお金をもってアクセス働くのが一番損なのかもしれないね。 そそ、他県の話。 弘前ではすぐに完売して苦情になったらしい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-30100352-webtoo-l02 ここで面白いのは市が商品券購入時に更に安くプレミアム商品券を買える券を子育て世代や高齢者に送付していた事だな。それが余計に苦情のもとになったのか? かといえば、むつ商工会議所では事前に往復はがきで申し込む方法のためか、予定発行数の3割以下しか申し込みがないという。これは一帯どういうことなのか? やはり箪笥貯金を世の中に流通させるための交付金と低所得者による交付金は手段がまったく違うから分けて考えないといけないとは思うものの、なんだか釈然としないよな。。。。 完売御礼続出!自治体のプレミアム付き商品券が販売開始 ここに各地の事例がまとめてある。 誰かが生活苦で餓死や心中してるわけで。そんな中箪笥貯金を引っ張り出して並んでる人がいるわけで。 それが現実ってわけなんだよな~とふと思った事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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