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テーマ:癌(3549)
カテゴリ:がん医療について
みなさまおはようございます。
今朝のNHKニュースから。 がんを早期発見 新検査法導入 (NHKニュースより 記事は) 新しい検査法は、千葉大学先端応用外科の島田英昭講師の研究グループが検査薬メーカーと共同で開発しました。がんの血液検査は、これまでがん細胞によって発生する特殊なタンパク質を見つける方法が主流でしたが、早期のがんだとタンパク質の量が少ないため見落としてしまう場合が多く、検査の精度を高めることが課題でした。新しい検査法はタンパク質を排除しようと体の免疫機能が作り出す「抗体」を見つけ出すもので、食道がんや大腸がん、それに乳がんの場合、早期がんと診断できる確率がこれまでの検査法と比べおよそ2倍から4倍に高まるということです。こうしたがんでは、全国1800人余りの患者に対する検査で有効性が確認されたことから、厚生労働省はこの検査法を承認し、来月1日から一般の患者を対象に検査が行われることになりました。千葉大学の島田講師は「がんと診断できる確率が20%から35%に上がった。人間ドックの検診などにもこの検査法を組み込んで、がんの早期の発見や治療につなげてほしい」と話しています。(NHKホームページより) がんは、早期で発見されれば予後が良く、QOLも高く保てます。 早期で発見されれば、『がん対策推進基本計画』の“死亡率20%削減”の目標に、一歩近づきます。 今回、この技術で発見率が2~4倍となったのは『食道がん・大腸がん・乳がん』ということです。 今後、早期発見が難しいすい臓がんなどで、こういった早期発見の技術が高まれば、予後やQOLの改善に、大きな期待ができるので、この技術がさらに進歩するように、応援していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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