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2008年05月11日
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テーマ:癌(3518)
カテゴリ:がん医療について
 みなさまこんにちは。
 大変ご無沙汰していますm(__)m
 今日は、母の日ですね。
 主人の母と実家の母には、例年通り、カーネーションを贈っておきました。
 年により、花束にしたり鉢植えにしたりアレンジメントにしたり、と、趣向を変えてはいるのですが、贈るのはカーネーションで一貫しています(^^;ちなみに、今年は鉢植えにしました。花びらの色が黄色で、ピンク色の縁取りのようになっているタイプです。
 私自身は、母になって14年ですが、もらえた年は、これまで3回ぐらいかなぁ・・・泣き笑い
 不良母だから仕方ないですわからん

 さてさて・・・。

 がん対策基本法が成立して2年近くが経とうとし、施行されてから1年以上が経過しました。

 “絵に描いた餅”のがん対策推進基本計画が閣議決定されてからも、約11ヶ月経過です。
 国のがん対策推進協議会では、地域のがん対策推進計画を昨年度中に策定し、今年度の予算をつけることも考慮したからこそ、5回におよぶ協議会を4月・5月の2ヶ月間に集中させましたし、そのうちの2回は4時間もの長丁場となりました。各委員が忙しい時間をやりくりして集まるために、夜6時から10時という会議になったこともありました。
 骨転移の痛みを医療用麻薬で抑えながら参加された、故・三成委員の姿は、今も心に焼きついています。
 “絵に描いた餅”になったのには、地域のがん対策推進計画を策定するための時間を十分にとるために、6月15日の国会の閉会までに、閣議決定されなければならないという事情があった(議論の時間が十分に取れなかった)ことの影響は否定できませんが、私個人は、肝心の医療従事者(特に、臨床の現場の医師)がまったく他人事のようであったということが、大きかったと思っています。
 私は、患者サイドの立場を代表するという立場から、がん医療の臨床の現場が疲弊しないことが患者の利益につながると考えて、だからこそ、医療従事者をはじめとする現場の人材の不足や経済事情にも踏み込もうとしましたが、こんな基本計画で何かが変わるなんて誰も信じていない・・・ということだったようで、『世間知らずの言うこと』という感じで、あまり相手にされませんでした。結局は、餅の絵をなんとかおいしそうなものにすることぐらいしかできませんでした。
 “絵に描いた餅”に終わったことは、私自身がよくわかっていて、残念に思っていましたが、その後、当事者であるはずの一般の医療従事者の本音に触れて、つくづく、医療従事者の問題は患者が代弁してあげる必要もなさそうだという気持ちになりました。

 医療従事者が愚痴をぶちまけるタイプのブログをちらほら目にしますが、そういったタイプのブログで、もう1年近く前になりますが、がん対策推進基本計画を馬鹿にし、議事録のコピーを載せて『こいつらは何もわかっていないおめでたい集団』とせせら笑われた記事を読みました。その医師個人の記述だけならまだしも、そこに集う医療従事者(自称)のたくさんのコメントが、みなそれに同調し、まったく他人事でお気楽だったことに、私はさらに失望しました。
 そして、そのときに、患者サイドの人間としては、自ら動こうとしない臨床の医師たちの代わりに、馬鹿にされながら立場を擁護するのもつくづくばかばかしいな、という気持ちになりました。

 私からすれば、臨床の現場の医師個人個人が、
  ■医療の予算がどのように取られているか?
  ■どういう議員がどういう行動に出ているか?
  (=自分たちの環境を善くできるような政治家にきちんと投票しているか?)
というようなことを知ろうともしていないように感じます。
 さらに、
  ■中医協(中央社会保険医療協議会)の診療報酬改定に影響を与えられるような行動を取っているか?(たとえば、放射線の先生方はとても頑張っていらっしゃると私は感じます)
という、自分たち(の労働環境)にかかわる部分に、少しでも努力しているのか?ということもまったく見えず、そのことを非常に疑問に感じます。
 結局のところ、まったく努力せず文句ばっかり言っている子どものようにみえて、かなりがっかりしました。
 そして、そのときに、私自身は、自分が誰の立場を代弁すべきかということをはっきり再認識し、こう思いました。

 『医師(医療従事者)が、患者のニーズに応えられない労働環境に不満があるのなら、やはり、医師自身がその不満を解消するために行動すべきではないか?』と。

 他人を批判したり蔑んだり文句ばかり言って、努力しないような人間には、私は同情しません。

 もちろん、臨床の医師たちが立ち上がり、自らの労働環境を良くしようという行動が起こったときには、それに協力することは、患者にとっても大きな利益があることだから、患者の立場として、それに賛成し、協力を惜しみませんが。(もちろん、その内容については精査しますが)

 医師の労働環境改善のために全部のことを患者が肩代わりしてあげなければならないということは無いのではないかと、今の私は考えています。


 さてさて・・・。
 なんだか前置きが長くなりました。(前置きだったのか?!びっくり
 朝日新聞に、各都道(府)県のがん対策推進計画についての記事が載っていましたので、ご紹介します。
 自分の住む地域のがん対策推進計画の内容について、予算の配分について、地域の患者さんや住民の皆さんが、少しでも関心を持って下さったらいいな、と思います。


      がん対策「やる気」に地域格差 7府県で未策定
              (2008年05月11日朝日新聞 記事はブルー小
 全都道府県に策定が義務づけられている「がん対策推進計画」を7府県が、国が求めた昨年度末の期限を過ぎてもつくれなかったことが、朝日新聞社の調べでわかった。一方、策定済み40都道府県のうち3県が、がん死亡率の削減率で国を上回る数値目標を掲げるなどした。自治体の「やる気」に差が出ている。

 計画は、今後数年間にわたる地域ごとのがん対策戦略。策定の遅れなどは、死因トップであるがんの治療体制の整備にも影響する。

 朝日新聞社が47都道府県に尋ねたところ、青森と新潟、三重、滋賀、大阪、奈良、岡山の7府県は、07年度中に計画をまとめていなかった。

 理由に「細かな最終調整に手間取った」「同じ時期に新しい医療計画も策定していた」などを挙げる県が多い。

 滋賀県は計画をつくる協議会を一度も開かず、最も遅れている。今月末に初会合を開き、年内策定を目指したいという。担当者は「昨年は保健師の全国大会に忙殺されるなど多くの事情が積み重なった」と説明する。

 大阪府は1月に素案を出したが、翌月就任した橋下徹知事が進める財政再建策のため作業が止まった。予算措置を求め、7月末にまとめたいという。青森は5月、残る4県は7月以降になる見込み。

 青森県と大阪府は、75歳未満のがん死亡率がワースト1位と3位(05年)だ。

 厚生労働省は「国の計画は昨年6月に出し、時間は十分あったはず。遅れている自治体には個別助言もした」と説明。7府県について、08年度予算のうち計画策定に伴う補助金(全国計13億円)を「支給できない可能性が高い」という。

 一方、「10年以内に死亡率を20%減」とする国の計画より高い目標を掲げたのは兵庫、和歌山、島根の3県。

 25%減を掲げた和歌山県は、ワースト5位を踏まえて高い目標を立てた。「他県と同じ削減率では、達成しても死亡率の高さが改善されない」と担当課。同じく25%減を掲げる兵庫県も「全国平均との差を縮めるため」という。

 このほか、神奈川県は、「7年以内にベスト10位入り」を目標にした。05年はベスト22位と全国中位。乳がんなど他県より死亡率の高い部位を中心に対策を強化する。

 早期発見につながるがん検診の受診率については、宮城、山形、兵庫の3県が、国の計画「50%以上」を超える目標を立てた。

 また、22道県は、国が健康増進計画に数値を入れなかった成人喫煙率の削減目標をがん計画に盛り込んだ。

 国の基本計画の策定にかかわった患者団体「癌(がん)と共に生きる会」の海辺陽子副会長は「数値目標は自治体のやる気を測る材料。住民は計画がきちんと実行されるか、修正すべき点はないか監視する必要がある」と話す。(石塚広志、林敦彦)

     ◇

 〈都道府県がん対策推進計画〉 昨年施行されたがん対策基本法で都道府県に策定が義務づけられ、厚労省は07年度中の策定を求めた。(1)75歳未満のがん死亡率を10年以内に20%減らす(2)5年以内にがん検診の受診率を50%以上にする(3)患者やその家族の苦痛を軽減して生活の質をあげる――などの目標を設定する国の基本計画をもとに、地域の事情に応じて策定する。
(記事より)

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Last updated  2008年05月11日 11時36分05秒
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