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テーマ:癌(3518)
カテゴリ:がん医療について
みなさまこんにちは
もう9月下旬になろうとしています。 夏休みも終わり、運動会だの、文化祭だの、2学期真っ盛りですね♪ 我が家も、土日は長女の中学の文化祭、23日の秋分の日は次女の運動会、というスケジュールです。 子供は代休がありますが、それに付き合わされる親には代休がありません。 特に運動会は、お弁当づくりだの写真撮影だの、一日仕事でくたくたになります。 ただ・・・。次女も今年は6年生。中学の体育際は、長女曰く 「うちの学校の体育際なんて、見に来ている親、ほとんどいないから、見に来なくていいよ」 ということで、お弁当持って一日仕事…っていうわけではないのです…。 だから、朝早く起きて、せっせと運動会の準備をするのも、今年で最後になりそうです。 さてさて・・・。 進行・再発大腸がんの治療薬のアービタックス(セツキシマブ)、今日から販売開始だそうです。 アバスチン(ベバシズマブ)の時と同様に、重篤な副作用が万が一発生した時に備え、症例数が1800に達するまでは、全症例登録での投与になるようです。 なお、承認のニュースの時にもご紹介しましたが、アービタックスの効果は、がん遺伝子であるKRASの突然変異があるかどうかなどで予測可能とされているそうです。 【参考】セツキシマブの大腸がんへの効果を遺伝子変異で予測 (2007年4月23日 がんナビ 記事は) 日本の薬の承認が遅いこと(ドラッグラグ)は、ここ数年叫ばれて久しく、アービタックスも、世界初上市が2003年12月(スイス)でしたから、患者の手に届くまで、4年9か月、日数にして約1730日(7月の承認までは約1670日)かかりました。 アービタックスの、他の国での承認は、米国FDAが2004年2月、欧州EMEAが2004年6月でしたから、米国やヨーロッパでのドラッグラグはそれぞれ60日、180日ということで、日本における承認の遅さというのは、やはり、まだまだ改善の余地ありといえると思います。 承認された後、患者さんがその治療薬にどのようにアクセスできるかということを考えると、アメリカもヨーロッパも、それぞれに課題があると思いますが、それにしても、日本のドラッグラグは、いつまでたっても根本的には変わらない…という気がします。 【参考】 抗悪性腫瘍剤「アービタックス®」の発売開始について (9月19日 ブリストル・マイヤーズ スクイブHPより) ブリストル・マイヤーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:マーク・W・ライト、以下、ブリストル・マイヤーズ)はメルクセローノ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ウェイン・パタソン、以下、メルクセローノ)と販売提携を行っている「アービタックス®注射液100mg」(一般名:セツキシマブ(遺伝子組換え)、以下、アービタックス®)について、2008年9月19日にメルクセローノより発売開始されるのを受け、医療機関に対する情報提供活動を本格的に開始いたします。 ←もしよろしければ、1日1クリック♪で応援を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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