カテゴリ:オフの一日
念願の美輪明宏さんの音楽会に行ってきました。
「素晴らしかった」につきます。 どこから出るんだろう、あのすごい声量。 一瞬にして会場全体に伝わっていく、 ビリビリとした力強い声の波動。 すべてがものすごくパワフルでした。 第一部は、美輪さんの半生をふり返りながら、 名曲が続いていきました。 どの曲にもドラマがあって、 美輪さんの思いが込められていて、 そのお話をお聴きするだけでも、感動だったのに、 歌がまたすごかった。 まるで演劇を見ているかのような感覚。 歌の世界に引き込まれるのです。 引き込まれすぎて、拍手を忘れるほど…でした。 「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」 「ヨイトマケの唄」 「僕は負けない」 ものすごい迫力で、 ものすごい声量で、 力強い歌声、悲しい歌声、愛にあふれた歌声、 歌の思いがものすごく伝わってきて、圧倒されました。 第一部は、とっても男性的な美輪さん。 第二部はうって変わって、優雅で女性的な美輪さん。 シャンソンの世界、愛の歌が続きました。 どの歌も、歌の世界についての説明をお聴きしてから その歌に入るのですが、 美輪さんは、歌う直前には、 雰囲気も表情も立ち姿も歩き方もすべて、 その歌の主人公になってしまっているので、 歌い始めた瞬間、一気にその歌の世界に引き込まれてしまいます。 まるでドラマを見ているかように、 心の中に映像が流れ、 主人公の思いをひしひしと感じました。 一瞬にして、歌の世界をつくりあげてしまう美輪さん、 本当にすごかった。 来春の舞台も見てみたい!! 今回は、本当に運が良く、 前から2列目の席だったので、 ほんの10メートル先には美輪さんがいらっしゃって、 最後の観音様のような愛にあふれた優しい表情も、 登場された瞬間に、ふわぁっと香る不思議な美しい香りも ものすごい声量の声も すべてすべて間近で感じることができて、とても幸せでした。 「自分に恥じない生き方をしたい。」という美輪さんのお言葉、 胸に響きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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