癒しのサロンsunsmile　水響のつれづれ

　
大津波があったとはとても思えない、穏やかな志津川湾です。


１２月１０日（土）～１３日（火）の三泊四日の日程で、南三陸町へ
今年最後となるオーラチャクラリーディングのボランティア活動へ
行ってまいりました。

東日本大震災から９ヶ月が経ち、６月から始めたこの活動も５回目を迎えます。

今回は、３日間で計２４名の被災者の方々が受けにいらしてくださいました。



被災地でのセッションは、いつも以上に心身エネルギーを研ぎ澄ます必要があり、
気合や覚悟もたくさん必要とするため、

出発のときはいつも少し固い表情をしているかもしれません。(^-^)



それは、８割以上のセッションが、

セッションを受けにいらしてくださった被災者の方々へ、

心から大切に思うご家族の方々の最期の姿…
大津波にのみこまれていくご様子やそのときの気持ちや思いなどを
お伝えするものとなっており、

あまりの残酷な事実と映像、それらを繰り返し見続けていくことに、
私自身の心が、いつも以上にニュートラルであることや、
満たされていることを要求されるからとなります。


これは、どれだけセッションを重ねても、決して慣れることはなく、
むしろ、しんどさが増していくようにも感じます。


それでもなぜこの活動行っているのかと問われたら、

私の中に非常に個人的な思いがあるのと、

活動を行っていく中で強く感じるようになった、
大津波によって亡くなられた方々が大切な家族へ伝えてほしいと願う深い愛情に
応えたいという思い、

被災者の方々が、生きていることの喜びを感じながら、
人生を前に進んでいくお手伝いを少しでもさせていただけたらという思いが
あるから、となります。


自分がさせていただきたくて、このボランティア活動を行っているので、
このような機会をいただけることは、とても幸せなことだと感じております。



これからも、体力的・精神的・金銭的に無理をすることなく、

私が心から大切に思うサロンのセッションや講座の時間と
家族との時間を優先しながら、

できる範囲でできる限りのことをマイペースにつづけていきたいです。



そんな思いをもちながら、１０日（土）の朝、気合と覚悟をもって自宅を出発し、
ＪＲ池袋駅のみどりの窓口で新幹線の切符を購入していたときのこと。


窓口の方が、身を乗り出すようにして私の荷物を確認しながら、

「大きな荷物がありますね。椅子の後ろに荷物が置けるよう、
　１番の座席でとっておきました。」

と温かな笑顔でおっしゃって、切符を渡してくださいました。


ビックリして感激し「ありがとうございます。とても嬉しいです！」とお伝えしたら、

「もしかしたら、椅子の背を倒しにくくなってしまうかもしれませんが…。
　でもきっと楽だと思いますョ。」

と笑いながらおっしゃってくださって。

何気ないやりとりでしたが、心がとても温かくなり、
出発前から、大きな応援をいただいたように感じておりました。



道中は、この封筒に大きなパワーをいただいていました。



先日のハイヤーセルフ講座の最終回のとき、
ある受講生の方がプレゼントをくださって、その袋の中に
そっとしのばせてくださっていたものでした。

なかには５千円も入っていて、ほんとうに驚き、感極まりました。


自宅に帰ってからすぐに、感激のメールをお送りしたところ、

> 先生を通して被災地の方々の力に
> なれればと思いまして寄付させて頂きました。

という温かなお言葉とともに、


> いつも先生には応援していただいてばかりなので、
> たまにはわたしが先生を応援したかったりもします。

という優しいお気持ちをいただき…。思わず涙がこぼれました。


Ｔちゃん、このうえなく温かな応援を本当にありがとうございました。
ずっと温かさをいただいております。

ご寄付いただいたお金は、交通費、ホテルの宿泊代、現地での活動費など、
なにに使わせていただこうか悩みましたが、

今はまだお守りとして封筒ごと持ち歩きつづけることにしております。
（このような使い方となってしまってゴメンナサイ！）

でも、ずっとずっとパワーをいただきつづけておりました。
本当にありがとうございました。（感涙）


つづきます。→