カテゴリ:東日本大震災
震災からちょうど9ヶ月。 被災地の状況も被災者の方々のお姿も、ほんとうにそれぞれで、 なにがどうしたら被災地が復興し、 被災者の方々が幸せになるのか、 さまざまな考えや価値観、思いが交錯し、 問題やぶつかり合いが生じたりしている場面も多々あるようでした。 被災地の方々の生の声を聴くたび、 メディアをとおして伝わってくる情報やイメージとの違いに 驚いたり戸惑うこともしばしばです。 * このボランティア活動を、続けていきたいという強い思いはあるのに、 少し、しんどさを感じはじめていたからでしょうか。 今回は、いつも以上に、温かな応援や励ましのお気持ちをいただきました。 くりこま高原駅にお迎えにいらしてくださった、 被災地にて私のボランティア活動を支えてくださっている、 ご自身も被災者であるUさんからいただいた、温かなお言葉やお気持ち。 たまたま同じ日程でボランティア活動にいらしていた、 以前セッションを受けてくださったお二人の方からいただいた、 温かなお言葉や励ましのお気持ち、酵素ジュレや手作りジャム、 大きなリンゴなど、たくさんの愛あふれるプレゼント。 いつもお世話になっている南三陸ホテル観洋の方々の温かなご対応とお言葉。 毎回、同じお部屋を用意してくださり、それが、 大きな和室の素晴らしいお部屋でして、 それだけでも安心してセッションに臨むことができるのです。 そして、私が南三陸町にてセッションだけに集中できるよう、 東京にてホテルの手配や被災者の方々とのやりとりを一手に ボランティアで引き受けてくださる心優しいMさんからいただいた 温かな応援のメール。 …など、セッションに入る前から、たくさんの温かなパワーをいただき、 しんどさがゆっくりと消え去るのと同時に、 気合や覚悟が研ぎ澄まされ、チカラがみなぎっていくのを感じていました。 セッションは、 一日目は、 4名様、 二日目は、11名様、 三日目は、 9名様の被災者の方々が、 受けにいらしてくださいました。 そのなかに、8月にいらしてくださった方のお姿がありました。 「もう一度、水響さんに逢いたかったんです、お礼を伝えたかったから。」と、 やわらかな笑顔と優しいお声で、その後のご報告や変化、みなさまのご様子を 教えてくださいました。 大切な、ほんとうに大切なご両親をはじめ、突然奪われるように 大切な方々を大津波によって亡くされ、 はかり知れないほどの大きな悲しみや寂しさ、悔しさを お持ちでいらっしゃることと思います。 でも、 「夏のセッションの後から、悲しみの涙が想い出の涙に変わりました。」と やわらかくおっしゃってくださって、 私のほうが何倍も何十倍も励まされ、パワーをいただき、 お礼の気持ちでいっぱいになりました。 志津川で取れたばかりの大切なお海苔を2袋と (機械がないので、すべて手作業でつくっているものだそうです。) 仙台麩までプレゼントくださり、少しずつ前に進んでいる被災地の思いを いただいたように感じておりました。 その方の笑顔をいつも胸に描きながら、夫と一緒に大切にいただきます。 ほんとうにたくさんの愛をいただきました。 しんどさの原因は、自分の力不足にほかなりません。 毎回、自分のスキルや能力、人間力の限界を感じ、 ふがいなさや情けなさを痛感します。 もっと自分を向上させたい、成長させたいという思いが飽和したとき、 しんどさを感じるようになるのだと思います。 それが、たくさんの温かなお気持ちや励まし、 応援のお言葉をいただいて、自然に緩和していくのを感じました。 私も、そのような応援や励まし、温かな気持ちを伝えられる人でありたいと 心から強く思います。 ただ、このようなしんどさは、 自分を成長させることでしか、解決できないと思うから、 カウンセリング力や応援力、リーディング力そして人間力を磨き、 大きな度量と豊かな心・感性、揺るぎのない技量をもった人になっていけるよう、 自分自身を向上させてまいります。 応援のお言葉やお気持ちをくださったみなさま、 本当に本当に、ありがとうございました。 Love & smile, 水響絵美子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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