癒しのサロンsunsmile　水響のつれづれ

　　　
昨年の3月11日から、もう一年。

この一年、長かったような、あっという間だったような、
いろんな思いが交錯しました。


それは、震災前と震災後とで、大きく変わった感覚や価値基準と、
全く変わることなく、むしろより一層深く確立された感覚や価値基準を
毎日、日々感じながら、

つねに自分に「大切なこと、ほんとうに大切にしたいことは何？」と
問いつづけた一年だったからのようにも思います。



昨年6月からは、宮城県南三陸町へ伺い、
オーラチャクラリーディングのボランティア活動をさせていただくなかで、
たくさんのかけがえのない大切な出逢いをいただきました。


被災者の方々の、

計り知れないほどの深い悲しみと絶望、
どこにもぶつけることのできない怒りと喪失感、

亡くなられた大切な方々を思う深い愛情と、
生きている大切な方々のために今を懸命に生きようとされているお気持ち、



また、亡くなれた方々が、生きている大切な方々の幸せを心から願い、
力強く応援し、全力で守ろうとしている圧倒されるほどの強く深い愛の
エネルギーを感じるたびに、


私にもっと深く大きな人間力があれば、
できたことがもっともっとあったのではないか、という思いに何度も苛まれました。


能力や体力、精神力の限界を何度も感じるたび、
どうしたらこの限界を超えていくことができるのか、と
無我夢中でできることを一つひとつ探して取り組んだ一年でもありました。


少しずつ、限界を超える方法を得ていきながらも、
まだまだ…という思いはものすごく強く、
もっと自分を進化させたい、成長させたい、という思いでいっぱいです。


南三陸町へのボランティア活動は、必要とされる限り、
自分のペースで、これからもずっと続けていきたいと思っております。
（次回は、4月に伺う予定です。）


少しずつでも進化し成長できた自分として伺い、
被災者の方々、亡くなられた方々の支援をさせていただけたらと心から思います。


*


今年の3月11日は、夫と二人でゆっくり過ごしました。


昨年末、夫が、会社の忘年会のビンゴ大会にて、
特別賞の「ホテルの宿泊券」を当ててまいりましたため、
ありがたく使わせていただきました。


2日間、のんびり語らったり、今や未来への思いをシェアしあったり、
ゆっくり食事をいただいたりしながら、

二人で一緒に過ごせることの尊さや幸せをあらためて深く感じ、

いつもどんなときもそっと寄り添いながら、
陰日向なく温かくサポートし、力強く応援してくれている夫の存在に
心から感謝の気持ちでいっぱいに。

大切な時間を過ごしてまいりました。


毎年、3月11日は、夫をはじめ大切な人たちとともに
今を生きられることへの感謝の思いを大事に大事に感じたいと思います。