カテゴリ:感動したこと
今日は、夫と一緒に、 今年3度目のとなる越生へ満開の梅を観に行ってまいりました。 越生の町が、大好きになってしまいまして♪ 山々に囲まれた穏やかな風景と、 やわらかな優しい空気につつまれながら、 胸いっぱいに広がる幸福感に楽しみつつ、 散策をのんびり楽しんでまいりました。 ここ越生には、全部で2万本もの梅が咲き誇っています。 もともとは、南北朝時代(1350年)に 九州太宰府から運ばれたものが広く植えられ栽培されたものだそうで、 その頃から生きつづけている樹齢650年を越える梅は、 梅祭りが行われていた梅林の中で、威厳高く、ひっそりと静かに すべての梅たちを見守りながら生きていました。 (以前、訪れた時に撮った写真です。見づらくて申し訳ありません!) (樹齢200年を越えると、このようなねじれが始まるそうです。) 梅の香りは、辺り一面を清らかに澄みわたらせるような浄化の威力がありますね。 石鹸のように爽やかな、ほんのりと甘い香りにつつまれながら、 身も心もリフレッシュしていくのを感じていました。 花から花へ、ふんわりと移動しながら、 懸命に蜜を吸っているミツバチたちの姿も、愛らしかったです。 そんな梅の木やミツバチたちの姿に魅せられ、うっとりとしていたら、 向こうの方から地元の方が歩いてくるのが見えました。 「こんにちは。」と挨拶をすると、 ニッコリと微笑みながら「これ食べる?」と声をかけてくださいました。 摘んできたばかりのふきのとうが右手いっぱいにあふれています。 「え!」と驚きながらも、 太陽のように微笑むおばさまの笑顔にふんわりつつまれていくうちに、 気づいたら「ぜひ♪」と、喜んで受け取っていました。 「こういう風に食べると美味しいから、ぜひやってみて!」と 調理の仕方まで詳しくおしえてくださって。 その温かな優しいお心に触れ、まるで心の中に春が満ちていくような あたたかさを胸いっぱい感じていました。 帰宅後すぐに調理をしていただくと、もう本当に美味しくて!!! ほんのりとした苦みとやわらかな甘さが絶妙にからみあうその味に、 冬の強さと春の快活さの両方を感じました。 いただきながらもずっと、おばさまの太陽のような優しい笑顔が心にうかんで、 ぽかぽかとした幸せにつつまれました。 → つづきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.20 00:12:27
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