suntabaの気ままにブログ

さつま料理でも黒豚、黒牛、黒麹、黒酢、黒砂糖などといった食材があるが鹿児島には「黒」という言葉を使うことによって、元来のものに特別な質を持たせている。高級・上質を意味するこれら「黒」という言葉は食文化だけにとどまらず、薩摩焼でいう「黒薩摩」にも共通する。黒ぢょかなどもである。最近では薩摩切子にも黒が登場した。今ではブームの焼酎。焼酎にも「黒」はたくさんある。「黒霧島」「黒伊佐錦」「佐藤　黒」等などである。このように「黒」は鹿児島では鹿児島の文化そのものを形作ってきた。