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久しぶりに心が震えた。
本屋で見かけて以来ずっと気になっていた本だった。 数日前に買って、今日初めてページを開いた。 「自分の死を見つめる事は、つまりは今をしっかり生きるということです。」 「人は死が突然やってくるかもしれないことをちゃんと知っていて、さまざまな生活の用意には気を配るのに、死に対する心は準備していない―」 「避けられない自分の人生の終わりについて意識する事こそ、今を生きるということをもっとリアルに、もっと豊かにしてくれるのではないでしょうか。」 そこに書かれていた言葉は、今の私の気持ちにぴったりだった。 この1年命についていやというほど考えさせられた。 生きる事の意味を考えた。 忙しさから前を向いて進むしかなかった。 本当は立ち止まって、悲しみを自分の中で、きちんと消化したかった。 選ぶ本はその時の自分の心を映し出している。 本の中に自分の気持ちの答えを探しているのかもしれない。 この本を読み終える頃には、何かが変わっているだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 19, 2005 11:28:25 PM
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