テーマ:たわごと(26900)
カテゴリ:Sunny Days
去年の夏休み。
最後の親孝行となるべく、義父との熱海への旅行を計画していた。 義父の体調が思わしくなく、結局旅行はダンナと2人で行くことになった。 一年前の今日。 その旅行の準備をしていた時のこと。 テレビ局に勤める中学時代の友人からメールが入る。 「元チェッカーズのクロベエが舌癌で亡くなったって(-_-;)」 ショックだった。 でも涙は出てこなかった。 実感 わかなかった。 その後取り沙汰されるのは、チェッカーズの確執の事ばかり。 悲しかった。(;_;) 考えた。死について考えた。 自分の死を感じたとき、人間が望むものって何だろう。 そのとき望むものはそんなに多くのことではないはず。 人を憎んだり、恨んだりする事ではないはず。 私の場合は・・・ いつの間にか会えなくなってしまった中学時代に片思いしていた男の子に、 もう一度会いたい…かな。 ちょっとクロベエ似の彼に。 そして大人になった今、仲間もいっしょに楽しくお酒を飲んで、 自分の中に楽しい想い出を残せればそれでいいかなって。 「クロベエを送る会」に参列した後、 何年振りかで、20年前のラジオ番組のテープを引っ張り出して聴いてみた。 「青い目のHigh School Queen」を聴いてみた。 そこに生きている、クロベエの声。 クロベエの死を聞いてから、初めて涙が出た。 クロベエ。 好きだったな… たぶん私の中ではずっとあの頃のまま。 去年の夏、クロベエが亡くなった事によって、 死について冷静に考えた事は、 私には大きな意味がある。 あれから1年たつけれど… クロベエ、 どうぞ安らかに眠ってください。 ご冥福をお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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