ようこそSunny Ｈｏｍｅへ

また落し物をした。
ほんとに、まったく…

またもやトイレで。
情けない。

今度は結婚指輪。

携帯電話の時よりも、
財布を落としたときよりも、

ショック大！

仕事場で朝の掃除、洗濯の後指にはめるのを忘れポケットに入れたままだった。
トイレで用を足した後小さな金属音が。
「？　隣の個室？」
と思いトイレから出た。

休憩時間が終わって指輪をしていなかったことに気付く。
ポケットを探ると…

　なっ、無い　
もしやあの時の金属音は…

流してしまったか…

でもあのトイレそんなに水の勢い無いよね。
果たして今朝指輪をはめてきたっけっか？
そうだ、はずした記憶も…

のんきに家にある事に望みを託す。


家に着いていつもの場所を見ると…
あるはずも無かった。

毎日のことで、朝指にはめるのも無意識。
はずすのも無意識。
すっかり自分の体に馴染んでいた。

やっぱりあの時…
再び落ち込む。
責められても仕方ない。
とりあえずダンナには正直に話して謝ろう。


帰宅したダンナに事の一部始終を話す。

「誰だって物を失くす事はあるんだし。
買えば済むってモンじゃないけど、
同じのがあるんだったら、また頑張ってお金貯めて買えばいいじゃんか。」

怒るわけでもなく、責めるわけでもなく、
そう言ってくれるダンナはホント、尊敬に値する。

確かに｢お揃いの手作りリング」みたいなのだったら、
泣くに泣けない。

他のアクセサリーはあまりつけないし、いかにもの結婚指輪が嫌だった私は、
アクセサリー感覚でつけられる小さな石の入ったリングを選んだ。
ショップに行けば同じものを買うことはできる。

翌日再度探して、掃除のおばさんにも聞いてみることにした。
それで見つからなかったら…
仕方ない。


今日、念のためビルの管理をしているところで尋ねてみると…

あった　　
よかったぁぁぁ　　　

確かに内側に刻印がある。

保管していた人も
｢きっと大事な指輪なんだろうなって心配してたんですよ。
良かったです。」
と言ってくれた。
聞けば、テナントのビルの社員の方が拾ってくださったそうだ。

その人の名前も顔もわからないけれど、
この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。

もう失くさないように、一生大事にします


このところトイレをないがしろにしたから、
きっとトイレの神様が怒ったんだな。

トイレがらみの落し物はこれで３回あったから、もう無いよね。
気をつけます。…反省