主人の実家へ帰省した日、家の裏のハウスに、大量のカボチャを発見!農家育ちの私でも、これほど大量のカボチャを目にしたことはなかったので、つい、記念撮影をしてしまいました。
その時は、その大量のカボチャを、数日後、自分がコンテナに積む作業を手伝うことになろうとも知らずに…。(^_^;)
主人の実家は、農家をしており、様々な野菜を出荷しています。
収穫されて、ハウスの中で待機していたカボチャも、出荷時期を迎えました。
葬儀が済んだばかりでしたが、義父が家族とともに育てた野菜たちを無駄にすることはできません。
母にだけは、父を見守っていてもらうため自宅待機をしてもらい、残る兄妹3人と嫁2人とで、葬儀の翌日から作業を開始しました。
カボチャは水拭きすると、乾いた時に白くなってしまうため、汚れは乾拭きします。
収穫時にすでにブラッシングは済んでいましたが、ハウスで待機中に、横から雨が吹き込み当たってしまったものは乾拭き作業が必要となります。
出荷できるカボチャは1個あたりの重さが1kg~3kgまでとなっていて、ほかに、ツル傷・イボ・ツノの数が多いのもダメ、ネズミの歯形がついたもの、水カボチャ・骨カボチャと言われるものは、除外しないといけません。
規格外のカボチャは、見栄えが悪いだけで、十分美味しく食べられますが、市場には出せないため、知人に配っても余る分は、廃棄となってしまいます。
大量のカボチャは、3日間かけて、1トンも入るであろう大きなコンテ
ナ11基と、フレコン(フレキシブルコンテナ:折りたたみが出来る柔軟性のある素材で作られている大袋)2つに収められました。
カボチャ作業は、重いのでこたえました。(^_^;)
朝は、義兄たちが朝4時起きしてもいできたトウキビ(とうもろこし)をアブラ虫チェックして、拭いて、計ってサイズ分けして、箱詰め作業をしました。
トウキビは、一本の茎に2~3本なるのですが、一番上のものしか収穫しないそうです。他のものはトウキビを取り終えた後、そのまま畑にすき込み(土と一緒に耕して)、よい土壌づくりとしての緑肥にするのだそうです。
主人も私も、慣れぬ作業で身体のあちこちが痛くなりましたが、消費したカロリー以上に、もりもりご飯を食べてしまったので、残念ながら痩せることはできませんでした。(^_^;)
人手があれば、流れ作業で出来る仕事も、2~3人でやるとなると、この倍以上の時間はかかるでしょう。
毎日食べている食材が手元に届くまでの過程には、沢山の手間と人手がかかっていることを、しみじみと考える日々でありました。