課題は4日の夜に旅立ちました。
期日に追われ、頭をフル回転させたので、送った後は、しばらく腑抜けになっておりました。(^_^.)
それにしても、EXPACK(エクスパック)500って優れものですね。
小樽-東京間は1日で着くことは窓口で聞いて確認していましたが、無事に相手に届いたか、ネットで追跡調査ができるサービスはとても安心感があります。
6日締切だったので、もし間に合わなかったら、受けた講習代が
パァになってしまうので、ドキドキもんでした。
おそるおそるネットで、番号を入れて検索すると、
無事届いていました~。(^O^)/
あとは、1ヵ月~1ヵ月半後の結果を待つのみです。
レベルが上がったと言われているMOT2007。
最大の肝は、この課題作成にあると思います。
1日研修の中の10分間を切り取ってシナリオ(ストーリーボード)を作成し、喋りと操作画面を一度に録画できる、エンコーダー収録と言うのを行うのですが、普段やらぬ作業ゆえ、何十回取り直したか分かりません。(/_;)
受講者に発問(はつもん)をして、そのやりとりも録画するのですが、シナリオで想定した返答通りに進んだのではダメなので、これがまた少々厄介です。(^_^;)
提出用とは別に、自分用のストーリボードも作成してみましたが、いかんせん喋りが長い。(^_^.)
教室の雰囲気作りをしたくて、ギャグ入れにも、つい力が入ってしまいました。
なんだか、すでにここで趣旨を間違えてしまっている私。(^_^;)
書いたものを読み上げながらマウス操作をすると、タイミングがずれたり、気持ちがうまく入りません。
でも、何度も読みあげていくうちに、だんだん役者気分になってきました。(^_^)
研修では、皆の前で録画したので、かなり恥じらいがありましたが、提出用の録画は、人の居ない教室や、夜家族が寝入ってから行ったので、自分の世界に入ることができました。
通常は丸1ヵ月かけて、何度も何度も先生とやり取りをして、課題の精度を上げていくのだそうですが、私が先生に初提出したのは、発送6日前。
それでも、先生には、2日置きに3回チェックして頂きました。
先生は「こうしたらいい」とか「こうした方がいい」という、答えは決して言ってはくれません。常に、問いかけられ、考えさせられます。
最終的に、夜だけの作業では、間に合わなくなってしまい、締切間際の2日間、会社を休ませて貰いました。
「返す返すも、もっと早く見せてくれていれば・・・」と先生に言われた言葉が、胸に刺さりました。(/_;)
試験勉強に答えはありますが、この課題作成には答えがないので、非常に難しいです。
自分のやっていることが正しいのかどうか、見当が付きません。
それを、しっかり軌道修正して下さるのが、先生の役目なのだなと感じました。
先生に見せる前の2週間、一人で悩んで作ったものは、ほとんどやり直しでした。(^_^;)
結局、先生に最終チェックをして頂く時間がなく、最後は、3回目のアドバイスをもとに、修正を加え、なんとかかんとか送ったという状況です。
これからインストラクション研修に臨んで、課題作成をする方は、早めに先生に初回チェックをかけて頂くことをお勧めします。
合格基準は、A~Eまでのランク付けがある中で、Cランク以上です。
A : 2.0 ~ 3.0
B : 1.5 ~ 1.9
C : 1.0 ~ 1.4
D : 0.1 ~ 0.9
E: 0.0 (評価不能)
評価不能ってのもあるようで・・・。(/_;)怖いです・・・。
Cで合格しても、まだ上の評価が欲しい人は、再提出がOK!
だからって、審査料はタダではないので、そこまでする奇特な人はいるのかしら・・・。(^_^.)
審査料は12,600円ですし、さらに課題に磨きをかけて提出するのには、かなりのエネルギーとバイタリティーが必要です。
でも、他の方のブログを見る限り、合格率は決して高くはないようで・・・。(^_^.)
私もやり終えた達成感はありますが、自信はありません。
基準点が越えられなければ、今度は1年以内に再提出です。
合格できると思って、ダメだったという人や、5回目で合格したという人の日記を読んで、人ごとではない気がしています。
先生からは、「もしもの場合は、1年間合格できるまでフォローしますから」と、心強い言葉も頂きましたので、その時こそは、Aランク合格目指して、頑張りたいと思います。
今回、研修と課題作成を通して見えたことは、ただ教えるだけの授業では、ダメだということ。
インストラクターは受講者の学習を促進する、ファシリテーターでなければならないと教わりました。
受講者と双方向コミュニケーションを取りながら、参加意識を持ってもらい、学習意欲や興味・関心を引き出す役割を担う、大事な位置づけにいるんですね。
学生時代を考えてみれば、授業の楽しさで、教科の出来、不出来が全然違っていたことを思い出します。
発問は、コーチングスキルに似ているとも思いました。
まだまだ勉強が必要です。(^_^.)