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カテゴリ:不動産
唐突だが、敬愛する黄金ガールさんによると、僕は文章からして結構クールな印象があるとのことだった。 職業柄文章がそうなるのかもしれない。 しかし、前回の記事の後、小沢一郎出馬を受けた「みんなの党」の渡辺嘉美の言に倣えば、「クソ暑いのにさらに不快指数を上昇させる」大トラブルが発生し、怒り心頭。泣きたくなるほど頭にきて不動産が嫌になり、ブログも書く気がしなかった。 ちょっと長いが皆さまの参考にもなるかと思い、書く。 前回書いた、1年以上ぶりに決まった部屋について、申し込みから2週間たった、まさに入居前日のことである。 どうやって勘違いするんだ?駐車場の名前も場所も違うぞ。 そして、「入居予定者がごねている。仲介手数料を返す方向で解決するつもりだ」ということなので、「そうですか。ただ、電話で交渉するとこじれるので、絶対に、入居予定者が店に来てから直接話してください」、と電話を切った。 さらに1時間後、管理会社から「55,000円の家賃を51,000円にする、ということで話がついた、大家さんも了承済みだ、と客づけ不動産屋の女性店員から連絡があったが、本当ですか?」と電話があった。 驚いて客づけ不動産屋の女性店員に電話したところ、なんと、「最初の電話で、家賃値下げを同意したと思っていた。自分の早合点だった」と言う。そんな話は全く聞いていない。そもそもこちらのミスではないので家賃値下げする必要は無いのだ。 しかし、入居予定者にはすでに言ってしまっていたので、「あれほど電話では交渉するな、と言っていたのに入居予定者に言ったのだったら、その点は仕方ない。毎月4,000円の差額はお宅の不動産屋が負担してください」と言って電話を切った。 この電話を「後の電話」とする。この時点で怒りが限界に近い。 そしたら30分後にまた電話があり、「社内の役員に緊急に報告し、当社で2,000円、大家さんが2,000円負担ということになりました」と言う。「おい、いい加減にしろ」と怒鳴ったら、上司と言う男が出てきて「後の電話で大家さんが2,000円負担することに同意した、と女性店員が早合点したようで、いまさら役員には撤回できません。なんとか2,000円負担してください」と言う。 「何度早合点すれば気が済むんだ」と怒鳴り散らした。ザケンナーになった。 そもそもの駐車場のミス、さらに2週間確認しない、入居予定者と電話で交渉するなと言ったのに電話でやる、電話を自分の都合のいいように早合点する、決定事項をこちらに押しつける。 とんでもない不動産屋である。普通、黙っていてもミスをした不動産屋が4,000円負担するものだ。 都合の悪いことにはこの客づけ不動産屋は地域では大手で、かなりの力がある。一回限りなら怒鳴って取引停止だが、この場合、僕も、管理会社も、この不動産屋と絶縁状態になると損である。 まず、広告料は払わない。当たり前だ。誰が払うか。これで、2年以内に間違って紹介した方の駐車場が確保できれば得になる。 というわけで一応けりがついたのだが、このことを明記する契約書案を持ってこさせたのだが、箸にも棒にもかからん内容であった。僕は法律家もあるので、こちらで一から文書を作り、つきつけて、ようやくまとまった。3週間がかりである。 県や宅建協会に言うことも考えたが、閉鎖的な田舎でそういうことをやると、その大家の物件には当該不動産屋のみならず他の不動産屋も客づけしてくれなくなるので逆効果になるのでできない。 本当に疲れた。頭にくる。どんな店員だ。こんなミスをやるなんて、僕のいる大学の卒業生の可能性がある(笑)。あえて調べなかったが。 こんなことなら、ほぼ同時に申し込みが入ったもう一つの不動産屋の客にすればよかった。すぐ駐車場の間違いが分かればそうしたのに、2週間も放置された後に分かったのではどうしようもない。 実は、不動産屋とのけりがついた後、電話の前で地団太を踏んだら転倒し、左足首・ひざ・さらに両腕をひねってしまい、2週間ほど痛みでブログを書けないどころかほとんど動けなかった。大の病院嫌いなのでひたすら安静にしていた。大学の授業が無い時期でよかったのだが。 書いていて気が晴れるどころか「思い出し怒り」が込み上げてきた。 よく、短期は損気という。しかし、僕は、よく怒る。ただ、限界までは我慢している。まさに「ああ、もう、いやだ。堪えられるところ迄は、堪えて来たのだ。怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません」(太宰治の作品より)。本業についてもそうだ。前書いたように我慢の限界だ。 太宰が言ってることはキュアブロッサム・キュアマリンと同じである。「堪忍袋の緒が切れました~」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月10日 18時07分39秒
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