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カテゴリ:生碁実戦記
本日は市民囲碁大会の本番。 いつもとはちょっと違う道を通って会場へ。 着いて抽選くじを引いた結果が、「4局目に指導碁」というくじであった。この大会は、プロの指導碁の勝敗もカウントするという変則スイス方式リーグ。指導碁に当たった人には、勝とうが負けようが、5点追加するというシステムである。 ほぼ負けが織り込める状態。優勝するぞと気負うような気分からは開放された。 今日指導碁を打ったプロは、玉城忍六段、富永武三段、万波奈穂二段の3人。
1回戦:黒番を引き、危ない場面もあったが、優勢に立ち回り、最後は1箇所殺して中押勝ち。 2回戦:黒番。相手の手抜きに乗じて終始攻勢。石取りにはならなかったが、作って33目半勝ち。
ここで昼食を挟む。宝酒造杯のときは、昼食後崩れただけに、どうなるかと思ったが。
3回戦:黒番。とんだねじり合いになり、そこから大フリカワリ→フリカワったはずの場所が、ミスで超大コウ→またしても超大フリカワリ→別の場所でまたまた大コウ→相手がコウ材をミスし、コウに勝って中押勝ち。
4回戦:ここが指導碁。当たったのは富永三段。5人相手で4子って…。かなり厳しい手合割に。二段~三段の全員がその手合割。全員頭を抱えていた。碁自体は相変わらず、捨てたところが大きすぎる、どうにも大きくならないところばかり打っていたなどの反省点ばかり。最後はミスして味が悪くなっていた中央になだれ込まれ、活きるためには尻尾を切るしかないけど、切った時点で10目以上も負けるのが確定、となる。それならばと全部助けて玉砕の道を選んだ。やっぱりこの手合はまだ無理。 5局目:前局で負けて気が楽になり、黒番で暴れるつもりが、定石ハズレの対処を下手し、さらに攻めを下手して、その石を二眼で活きる羽目になり、完全不利に。そこから外回りにし、消しに来た石が突っ込みすぎになったのを遮断して激しいことに。ぎりぎりで全部取りきる。ヨセで狙いすぎて大損こき、どうなったかと思ったが、10目半余っていた。 4回戦時点での全勝の方が敗れ、4勝1敗で私を含む3人が並び、得点計算の結果、何と逆転優勝ということになっておりました。 これで外堀は埋まり、来年からは三段で打つのを義務付けられそうである…。
証拠写真を下に出しておきます。景品はノートパソコン用キャリーバッグでした。大きさと軽さ加減から、シーツじゃないかと、家族からはからかわれましたが…。ちなみに、このバッグは、ノートPCを買った姉のものになるのが確定です。
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