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カテゴリ:生碁実戦記
やっと悲願成就となった宝酒造杯の5局の経過を、本日は改めて書き留めておきます。なお、参加者は8名しかおらず、やっぱりスイス方式に変更になったのであった。 1回戦:黒番に当たり、「臨戦中国流」で勝負をかける。相手様が消しに来たところで、分裂症的な打ち方を相手がされ、そこで右下隅が大きくまとまり、冷静に考えればほぼそこで勝負あった。29目半勝ち。 2回戦:黒番。右上星+右下一間高シマリの布石で臨み、不利と考えて無茶気味な打ち込み勝負をかけて成功。勝ちを拾う。19目半。 3回戦:白番。向かい小目で(実際白でこれをやるのは十ウン年ぶりか)。白の消しで打った石をシノぐとき(サバキをすっかり忘れていた)に、黒の弱い石を巻き込んで大捕物になり、召し取って中押し勝ち。 4回戦:白番。またしても向かい小目。この碁が一番疲れた。こちらに弱い石ができてしまい、活きてるフリして、40手目くらいからヨセ勝負をしているような地味~な展開。なんとなくシノいで、結果5目半勝ち。このお相手の方が準優勝になった。 この時点で3人も帰ってしまい、やってない人がいるので、もう1局となる。この時点が、プレッシャーなどで胃が痛くなる。 最終局:黒番で、またしても「臨戦中国流」で。序盤から一線ワタリをこちらがしてしまうという、見た目には全く良くない展開。こちらとしては、「弱い石が消えたし、相手の根拠はなくなったし…(笑)」と思っていた。その一団を封鎖し、形勢判断からのどさくさで先手を取る。その白石が、こちらの意に反してトン死。(先手で1子でもちぎれればよしと思っていた)これで勝負あり。あとは派手にこちらがバックギアーをかけたが、21目半勝ちに。
この大会の反省としては、持ち時間があるのに、自分の使用時間がすべて15分以内で済んでしまったことか。もう少し落ち着け、自分。 12月まではまだ時間がある。詰碁などで底上げを図ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.08 20:37:59
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