珍事態の宝酒造杯初段戦
本日は宝酒造杯の本番であった。昨年の協和発酵杯で対戦した方とも再会して話をしたりした。その方は級位戦に出場されるとのことであった。私はというと初段戦にエントリー。下の位なので、本会場とは別室になるのはほぼいつものことだが、いやに碁盤の数が少ない。そして、初段戦はというと、エントリーがたったの8人これって一体…?変則トーナメントではなく、スイス方式リーグということに急遽変更になっていた。午前中の2戦で連勝し、昼食休憩後の3戦目は完敗。この3戦目の後で、3人も一気に帰宅。残り5人となり、消耗戦模様になった。4局目も大ミスして完敗。この時点で、全勝が1人(3局目で当たった人)。しかも残っている4人とは対戦済みということで、優勝が決まる。入賞の目もなくなったかとゲンナリしていたところに、審判長の小林覚九段が対局室に来られた。写真を撮らせていただいた後、少し冷静になって、対局表を覗き込んでみると、残り4人はというと、3勝1敗が1人(4局目のお相手)、2勝2敗が私も入れて3人。25%の確率で3位に入れるかもしれないという変な計算が出来上がり、にわかにヤル気を取り戻す。そして始まった最終局(白番)は、最初の定石を多分お互いが間違えた結果、こちらが厚みをもらい、相手が低位にいるという、満足以上の何物でもないワカレになり、そこからあとは取らなくても攻め倒して押し切るという形に持ち込んで勝ち。とりあえず打ち分け以上にしてほっとした少し後、3勝していた方が勝ち、3勝2敗が私1人となって、運だけで3位に。 3位の賞品は、入賞盾と、本格焼酎飲みくらべセットということで、芋焼酎「一刻者」と泡盛「於茂登 炎」(おもと ほむら)それぞれ720ml瓶1本。参加賞の「純」720ml瓶と合わせて、3本もお持ち帰りとなったのであった。帰りの道中、荷物が重くて仕方なかった。日程的な面を読みきれなかったので、大きく余裕を取って、帰りは19時台の新幹線にし、帰り着いたのが21時過ぎ。賞品を誰に見せるでもなく、家族は全員寝ていたorz当日中にブログを書く気力もなくなっていて、ベッドに横になったら動けなかった。この疲れは持ち越しの恐れが大きい。(なので、この記事は月曜日に書きました。悪しからず) 追伸対局終了後、表彰式に出席するために入った本会場で、小林覚九段と少々お話をさせていただいた。碁経衆妙に手を出している話をすると、覚九段、「それを続けていれば、必ず強くなりますよ」とのこと。やはり碁経衆妙の評価は高いようだ。話してみた感じとしては、かなりいい感じの方であった。その時に、以前記事にしたサイン本の野望を出してみたら、「お会いできればいつでもいいですよ」とのこと。でも、ド田舎住まいのこの身、次にお会いできる日は来るのだろうか…??