カテゴリ:珈琲
オールドコーヒーというものをご存知だろうか?
昨日それについて書いたので、知りたければ見ていただきたい。今日はその後日談。 昨日の午後オールドコーヒーという変なものを飲んだ後、気分が悪い状態で家路についた。 家についてからもムカムカが続き、夕食をとってやっと落ち着いた。 その後、呪いが始まった。私は腹を壊したらしくトイレへ何度も駆け込んだ。 妻は夜眠れなかったようで、朝目覚めたときに首からあごにかけて蕁麻疹がでた。 そして、今朝から何度も珈琲を抽出しているが、どうもうまくできない。 いつも美味いと思っている珈琲が美味くないのだ。 実は、昨日銀座へ行く前にホリグチで現在最高と思う3種類の珈琲豆: グァテマラ・オーロラ、タンザニア・ブラックバーン、そしてケニア・ムタロ の3種類を買っておいた。比較するため銀座からの帰りには近所の焙煎店にも寄って ケニアのプレミアム(ゴールデンキャビン)と標準のキリマンジャロも買った。 その中でも一番気に入っている、というか好みに合うタンザニア・ブラックバーンが 今朝は美味いと思えない。抽出がまずいのかと思い、3回抽出しなおしたが、 何度やっても、あの力強いコクが感じられず、苦味や酸味が強調される。 納得できないので午後になって、今度はグァテマラ・オーロラを抽出した。 ここでやっとうまい珈琲に再会できた。舌を包み込んでくれるやさしい甘みと さわやかでやわらかい酸味。ベルベットの感触という表現が理解できた。 甘みと酸味がやわらかく舌を包んでくれたあとその味と香りが合体して やさしく口から鼻へそして頭へ抜けて、やさしさが顔全体を包み込んでくれる。 ブルーマウンテンやゴールデンマンデリンなどで状態がよく、条件がそろったときには 滑らかな香味を超えた、ベルベットの感覚を楽しむことができるという。 やっと呪いが解けたらしい。今度はケニア・ムタロを抽出。力強いインパクトを感じた。 そして、またまたタンザニア・ブラックバーンに挑んだ。今回も完全ではないが 何とかタンザニアらしさが味わえた。若干のローストのブレがあったのかもしれない。 ミルに入れる前の香りがいつもと違う。しかし、味覚と嗅覚は何とか戻ったようだ。 呪いは恐ろしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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