テーマ:今日のコーヒー(5156)
カテゴリ:珈琲
昨日夕方、久々にコーヒー焙煎をした。このブログで記録を見ると前回は10月6日。
ほぼ1ヶ月ぶりにアウベル君(アウベル遠赤コーヒー焙煎キット)の顔を見たことになる。 この1ヶ月でいろいろなことを学んだ。 コーヒーの美味しさにもいろいろあり、ホリグチのように輪郭のはっきりした シャープなコーヒーも良いが、さかもとこーひーのように甘くてまろやかなのも良い。 いろいろな産地別のコーヒーの特徴などはホリグチだと覚えやすいが、 ゆったりとコーヒーを楽しみたいときはさかもとこーひーという気もする。 またシャープなコーヒーも焙煎から1日程度で冷凍保存し、開封して少しずつ飲みながら 1週間ぐらい経過すると香りも徐々に弱くなり、少し古いコーヒーのにおいになってくる。 そして、それを飲んで感じたのは、非常にまろやかでやわらかい味に変化したということだ。 このことからわかったのは、コーヒーのこの経時変化を楽しむこともできることだ。 最初のシャープな味と、やわらかくまろやかになった味の2種類というか段階的に その香味を味わうこともできるということだ。 昨日焙煎したのは、ブラジルNo.2とコロンビアEXの2種類だ。 どちらもコモディティクラスの数百円/キロという練習用として安く買ったものだ。 まずハンドピックしてブラジルが128g→104g、コロンビアは124g→110g。 今回少しだけ工夫したのは焙煎開始前に焙煎機を予熱した。 ブラジルは火が通りやすいので、最初からほぼ一貫して少し強めの中火。 左手にステンレスのトレーを持って焙煎機の上にかぶせるようにして熱効率と排気調節の まねごとをした。(早く焙煎機カバーを作ろう!)9分40秒で1ハゼ。 2ハゼが12分30秒ごろから始まってしばらくして煎り止めした。シティローストだ。 コロンビアは火の通りが悪いので、最初は中火からゆっくりと水分を抜いた。 キツネ色になってきた7分ごろから少し強めの中火に。やはり左手にトレー。 10分ごろから1ハゼ、13分ごろ2ハゼが始まってしばらくして煎り止め。これもシティロースト。 どちらも粗熱がとれた頃に密封容器に入れて蓋は開けておいた。17時。 1時間ほど経ってから香りを閉じ込めるため蓋をして常温で放置した。非常にいい香りがしている。 翌朝、つまり今朝10時頃に蓋を開けてみると、17時間で香りが予想以上に弱くなっている。 コロンビアを二人分少し多めに30gをやや細挽きにしてコーヒープレスに入れ、 95℃程度のお湯を350ccほど注いでから、浮いている粉を軽くスプーンで混ぜる。 3分あまり抽出されるのを待ってプレスして、粉が沈むのを待ってカップへ。 カップに注いでからも粉が沈むまで少し待ってから飲む。 一口飲んで驚いた。コモディティクラスのコロンビア、しかもスプレモより下のランクの エクセルソ(豆のサイズが小さいだけだけど)にもかかわらず、驚くほど美味しいのだ!!! 爽やかな酸味と柔らかな甘味上品な苦味も控えめながらある。軽めのコクも感じる。 大成功! 焙煎豆はこのまま放置すると鮮度に不安があるため、両方とも冷凍庫へ入れた。 そして午後にかなり期待しながらブラジルを一人分コーヒープレスで入れたら、 ダメでしたー!コーヒーのうまさを感じることができない。失敗か。豆が悪いかもしれない。 このブラジルに関してはうまいと思ったことが無いような気がする。 気を取り直して、今度はコロンビアをコーノ式でドリップしてみた。 これがまた美味しい!!!コロンビアらしいバランスのとれたマイルドな味で 甘味が前に出てくる。酸味も爽やかだ。軽い苦味が香ばしさに混じる。 焙煎から1日しか経っていないのに、このまろやかさは何なんだろう。 舌をやさしく包む軽めのコクがすばらしい。偶然良い豆を買えたんだろう。 これならスペシャルティクラスの香味といっても過言ではない。 近いうちにグァテマラSHBとエチオピア・シダモG2・ウォッシュトも焙煎したくなった。 さかもとこーひーも無くなったのでまた買いたいし、教えてもらった珈琲問屋も ジェットロースターの焙煎がどんなものなのか試してみたい。カフェイン過剰で 眠れない日が続きそうだ。夕方以降は飲まないように気をつけよう。 カフェインの作用は飲んでから1時間~10時間あまり続くそうだから 本当は午後には飲まないほうが良いんだけど...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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