カテゴリ:その他
人を励ますのは難しい。
例えば鬱状態の人に「頑張れ」はタブーだ。 そのせいか、頑張るという言葉を好きになれない。 つい先日パリに住む友人からメールが届いた。 半年ほど前には3月に双子が生まれる予定と喜んでいた。 忙しくしていて連絡を取っていなかったが、こちらの近況報告を兼ねたメールへの返事だった。 年末に男の子が生まれたが超未熟児(1.1kg)でまだ病院にいる。 つい先日やっと人工呼吸器を外して自分で呼吸できるようになり、もう1人は残念だった。 このメールへの返事は難しかった。 1日半考えた後で私自身も未熟児だったことを盛り込んで 次のような内容のメールを送った。 おめでとう。 彼はいろいろな危険を生きのびた強運の持ち主だと思う。 彼は生まれたときからついてる。 私も超未熟児として生まれて、何度も危険な目にあったが生きのびた。私も強運の持ち主なんだ。 「優しい言葉をありがとう。彼はMakおじさんと同じでやんちゃだよ。」 と返事が届いた。どうやら気持ちが通じたようだった。 友達との間でもほんの少しの不注意な言葉が相手を傷つけることがある。 いくら配慮しているつもりでも誤解を生むことがある。 直接話せばまだしも、人を介して話が伝わると誤解が誤解を生んで、 とんでもないことになることもある。 少し前にもそんな後味の悪い人間関係を経験してしまった。 対人関係で不愉快な気持ちになったときには、 人を介さずに直接会って相手の意図を確認すべきだということを深く学んだ。 自分の気持ちを人に伝えることの難しさを痛感した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.24 16:01:44
コメント(0) | コメントを書く |
|