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テーマ:サザンオールスターズ(429)
カテゴリ:音楽
物事には順序がある。
恋愛でもそうだが、最初はほのかに好意を抱いている段階がありやがてある出来事をきっかけに好きになってしまう。 そんなもんだと思う。例外として一目ぼれというケースはありますが… いとしのエリーと言う曲は、私にとってそんな1曲だったと思う。 この曲が私をサザンファンにした。 実際この曲がリリースされるまでのサザンに対する私の気持ちは… 「コメディアンふうのお兄さんたちがバンドを組んでジョキングパンツにスニーカーの風貌でノリのいい楽しい曲をやっている」そんな印象だったと思う。 もちろんそのノリのいい楽しい曲が好きでレコードを購入し聴いてはいましたが… 1979年の3月初めサザンの新曲がラジオから流れてきた。 「いとしのエリー」という曲だ。 今までのサザンからは想像もつかないこの曲に正直ピンとこなかった。 「これサザンなの?」 そんな印象だった。 ところが何度かこの曲を聴く機会がありラジオを録音して繰り返し聴いてみると… あの美しいメロディは私を虜にしていった。 聴けば聴くほどいいんです。 私がサザンファンになった瞬間だったと思う。 言うまでもなく私は発売日にこの曲のレコードを購入した。 小雪の舞う中自転車に乗って街のレコード店へ行った事を今でも覚えてる。 何度聴いたかわからないレコード今日聴いてみたがちゃんと鳴ってました。 CDほど音はよくないし雑音は出ますがこれはこれで良かったな。 この曲発売当初は、鳴かず飛ばずだった。 ヒットチャートに登場したのは、発売1ヶ月半~2ヶ月後だったように思う。 何かの雑誌で読んだことがあるが3曲目にしてやっとやりたい音楽を提示してみた当事者のサザンも「やっぱりダメか」と思ったとか。 私も当初ピンと来なかったよう、当時の日本のミュージックシーンの中では受け入れられるまでに少々時間が掛かったというところか。 この曲は異例のロングセラーだった。 3月に発売された曲は、夏の終わりまでチャートインすることに。 当時やってた「ザ・ベストテン」では18週ランクインしてたと思う。 名曲ゆえ多くの人に認められた結果だと思う。 また、シャ・ラ・ラさんのブログにも書いてありましたが、この曲は「ふぞろいの林檎たち」の主題歌としても有名だ。 リリースから4~5年経ての主題歌は珍しいケースに思う。 この曲が名曲である証だな。 何年経ってもいいものはいいと言うことか… ただ私の周りでもあの主題歌になった当時のリリースと勘違いしている人がいるのは残念だな。 私をサザンファンにした1曲「いとしのエリー」今聴いてもまるで新曲のようだ。 1979年当時にこの曲を書いた桑田さん本当に凄いと思う。 当時のアナログ盤と昨年のリマスター盤並べてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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