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テーマ:サザンオールスターズ(429)
カテゴリ:音楽
サザンがデビューして今日で28年、ブログ開設後初めてこの日を迎えた。
単に28年と言っても28年前のこの日に「オギャー」と産声を上げた赤ん坊が28歳の誕生日を迎えてることを考えると途方もない年月を感じる。 28年間サザンは日本のミュージックシーンのトップを走り続け、今も変わらぬ魅力を放ち続けている。 デビューから28年…なるほどデビュー当時のサザンを知らないファンが居ても不思議ではないんだな。 デビュー曲の「勝手にシンドバッド」今では当たり前に感じるこの曲も当時は異端だった。 早口のボーカルには何を言っているかわからない、意味のない歌詞など物議を醸したもんだった。 それにタンクトップにジョキングパンツといういでたちはマスコミにとっては格好のターゲットだった。 コミカルなキャラクターから、「コミックバンド」扱いされる始末。 桑田さんも故いかりや長介さんに「ドリフに入らないか」と誘われたという噂も流れてた。 この話後に本当の話だったと知りましたが… 実際、私自身いとしのエリーを聴くまでは「コメディアン風のお兄さんたちがバンドを組んで楽しい音楽をやっている」そんなイメージだったと思う。 「いとしのエリー」と言う名曲はあったものの デビュー当時のイメージを払拭するには… それとも当時の中学生には時代を先取りした音楽性を理解しえるには… 時間がかかったのかもしれない。 したがって当時私の周りではサザンに対する評価は良くなかった。 私の気持ちに同調するものが出てきたのは高校生になってからだった。 ファンだと言っても「ふーんあんなのどこがいいの?」とバカ呼ばわりする者がほとんどだった。 デビュー当初は肩身の狭い思いをしたものだ。 しかし数年後サザンをバカ呼ばわりしていたT君ですら「Nude Man」のレコードを買って聴いていたのを知った。 痛快な気分だった。 私は「それ見たことか」と心の中で思い、自分を誇らしく思ったもんだった。 その頃にはサザンを悪く言うものは周りには居なくなっていた様に思う。 デビュー当時のサザンを思い出しながら… 当時と見ると世の中ずいぶん変わったな。 そんな中今尚サザンが日本のミュージックシーンのトップランナーであることがうれしくてたまらない。 そんな折新曲の知らせ… 聴こえてきたのはサザンらしいさわやかなサマーソング。 新しいサザンを感じつつ、今だに衰えぬパワーには頭が下がるばかりだ。 今年もワクワクしながら夏を迎えられる。 「うれしいことだな!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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