WOWOWの録画でスパイ・バウンドを観た。
「ミッション・イン・ポッシブル」や「007」と言ったスパイアクションもんとはちょっと違った。
実在したスパイの証言を基に映画化ということでどんなだろうと思って観たが…
スパイの内面に迫った作品だった。
スパイも人間、感情や日常がありスパイと言う尋常ではない職に就きながらも平穏な暮らしへの憧れもある。
それらを犠牲にしながらの遂行である。
映画では、そのへんの心の葛藤と、国家に操られまた見捨てられもするスパイの内情を描いていたように思った。
都合が悪くなったら、優秀な人材(スパイ)でも消す。
国家の汚さ、非常さも浮き彫りにしていた。
この映画が好き嫌いの分かれる映画かも?
スパイもんの派手?かっこいい?アクションシーンを期待して観るとこの映画ハズレとなる。
調子良くカッコいいスパイでなく、スパイの日常の内面に迫ったところに価値があったとみた。