昨日WOWOWの録画で「8月のクリスマス」を観た。
韓国映画のリメイクと言うことだが、私は韓国版を観てないので比較はできない。
自分の余命がもうほとんどないことを知り静かに自分の運命を受け入れようとしていた30代(だと思う)の男。
そんな男が、20歳過ぎくらいの若い女性と知り合い…
二人はやがて惹かれあっていくが・・・相手は彼の余命を知らない。
自分の余命を考えたら好きとは言えないジレンマ・・・
若い素敵な女性に恋をし、もっと生きたいと思うのは当然だ。
彼はいよいよ病状が悪化し、病院の中彼女には知らせず会わないと決めるが…
そしてラストシーンへ・・・
誰もが死ぬときは素敵な気持ちで逝きたい。
若くして逝くとなればなおさらだ。
山崎まさよしさんが演じる主人公の男は、人生の最後にもっと生きたいと思えるような恋をしたことで無念さはあったが素敵な気持ちで逝くことができたのだと思う。
そんなことを思った。
地味な映画だったが良かったと思う。