「手紙」を観た。
兄が殺人者という重いテーマだった。
身内に殺人者がいるということ…今の世の中ではこういうことなんだな。
現実離れしたテーマだけに事の重さをあらためて痛感した。
拘置所に入ってれば罪を償えるというものではない。
もう家族ではいられないという事だ。
罪を犯した者は残酷だがその辺の覚悟も必要。
いろいろ考えさせられる映画だった。
感動のラストは生きていくために兄弟の縁を切ったものの、血のつながった兄弟には違いない…そんなせつなさを演出していた。
主人公直貴には由美子という良き理解者が居たからホント良かった…そんな感動もあった。
良い映画だったと思う。