「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を観た。
先日私のブログで紹介し、楽しみにしていたホイチョイ作品の第5弾である。
800兆円借金大国日本、破綻の危機を救うためタイムマシンでバブル絶頂期1990年にタイムスリップ…
20代の半ばをバブル期に過ごし、「あの頃は良かった」と未だに思うことがある私にとってたまらない作品だ。
ディスコシーンでは思わずあの時代を思い出し、胸に込みあげるものを感じてしまった。
ビンゴの景品が現金200万円には少々行きすぎな気がしないでもないが、当時をうまく再現していたと思う。
良くも悪くも何もかもが順風満帆だったあの頃…
携帯電話という現代の象徴?この17年間に脅威の進歩を遂げた代物だが、それすらなんぼのもんじゃいと思わせるほど当時は活気に満ち溢れていた。
この作品はストーリー云々より、自分があの時代に戻った感覚を味わい、バブル期の思い出に浸る。戻りたくても戻れないそんな気持ちを思い起こさせる作品に思う。
また、バブル期を知らない世代には当時を知る上で貴重な題材に思える。
ラストは賛否両論はあるだろうが、私は「もしバブルが崩壊してなかったら?」と現状とは違う今を望んでしまった。
作品自体は、テンポがよく2時間弱の上映時間も短く感じ面白く楽しい作品に思う。
期待を裏切らない作品だった。