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カテゴリ:超極私的税務経営有益思考
無い資産は削除しましょう!これだけです。
新規にお取引が始まった御客様の償却資産税の申告書作成の時の話。 製造業を代表とする固定資産の投資が大きい会社さんは この償却資産税が結構大きい。 逆に、私達のような業種は全然かからない。 こんなもんにまで税金を未だにかけるのか、と 毎年毎年思うのだけれども、法律だから仕方無いですね・・・と これまた毎年毎年同じような会話を御客様としています。 で、申告書作成の時。 初めての会社さんなので、前期決算書の減価償却資産明細やら 会社で作成されている固定資産台帳を市役所から送られてくる 償却資産の明細と突き合わせ。 特に漏れは無い。 前任の税理士さんもちゃんとやっているようだ、と感じた。 念の為、御客様に廃棄・除却してしまったものが含まれているかどうかを 確認したところ、出てくる出てくる・・・。 すでに存在しない資産がいくつか、と言っても、10以上はあった。 無い資産は償却資産税は支払わなくても良いので この会社さんは余分に税金を払っていた訳です。 ちなみに、決算書の減価償却明細にものっているのです。 と、いうことは、除却損が計上されていない、のです。 そして、ちなみに、この会社。 思いっきり黒字です。 法人税を減らしたい~という希望で、私のところへ来られました。 過去に除却損を計上すれば良かったのに。 前任の税理士さんを信頼して任せていたのに、と仰っていましたが 御客様にも問題があることを伝えさせて頂きました。 プロとしてきっちり仕事をするのは当然ですが やはり、自社のこと。任せっきりも良くなかったのかもしれません。 これは他人事ではありません。 私達も気を引き締めていかないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.19 06:33:25
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