野球少年から「野球肘」をなくそう
野球少年から「野球肘」をなくそう 近年、イチローや松井秀樹などの日本人メジャーリーガーの活躍、またWBCでの優勝というニュースなどから野球人気が再燃してきています。子供の中でも「将来の夢は?」という質問に「プロ野球選手!」と答える子は予想以上に多いはず。そんな子供たちの夢を野球肘といったケガで壊すことのないよう、指導者(野球コーチなど)は次の7つのことに注意しましょう。1.成長が止まっている大人と、これから成長が始まる子供の体の違いを把握する2.投球数を1日50球、週300球にとどめ連投させない3.投手と捕手は最低2名以上養成する4.シーズンオフを設定し、体を充分に休ませる5.練習は長くても1日2時間以内にする6.練習前のウォーミングアップ、練習後のクーリングダウンを充分に実施する7. 投手と捕手に関しては定期的にメディカルチェックを受けさせるオーバートレーニングが野球肘を引き起こすため、以上のような点に気をつけなければ・・・コーチや監督が責任を問われる可能性もあります。教える側も、教わる側も、健康で楽しく野球ができる環境を整えていきましょう。 息子の野球肘を治療する方法