◆【ZIKILL&HIDE】◇

おまちかね…かもしれない布団事件後編です。




ついに堂々完結！？（初見のかたは前編をチェキラ）





～前回までのアラスジ～
気持ちのいい天気に心和むやすまぁくんは布団をこの機会に天日干しすることにしました。しかし、彼が学校にいっている間強い風が吹いて今にも布団が飛びそう…なのを遠目で見ていた同輩数名はその数分後衝撃の瞬間に遭遇することに…。
な…なんと掛かっていたはずの布団が…。
















本題に入ろう(*ъ´∀`)）

６時間目のチャイムが耳に響き渡る…キーンコーンカー…


『あ゛～～～～～オレの布団は大丈夫なのかぁ？？』




正直な心情。ひたすらあせるオレ。終礼と同時に数名を引き連れ寮へと足早に戻る。で、僕の布団が落下したであろう地点は完璧な立入禁止区間であり、管理人さんに扉開けてもらわないととれないなぁと直感的に悟ったんで、すぐに管理室にかけこみ一連の騒動について手短に説明。



すると寮の民（管理人）の口から第一パンチが飛び出した。


『明日布団乾燥する予定なのにわざわざ干さなくてもよかったんじゃないの？』










…そういうことははやく言わんか。言うのが恥ずかしいんならホワイトボードにでもこそっと書いとけや、ちゃんと見てるんだから。


…とりあえずなんかうちひしがれる。





しかし、布団が落ちてしまったという事実は揺るがない！？

さぁ取りに行くんだ寮の民～！



スタスタと下の階に降りていく民…を見送る僕。











『さ、部屋から布団拾ってくれてるとこでも観察しょっかなぁ～。』



部屋に行く途中でついに驚愕の事実が判明してしまう…。











『あら…オレの部屋の前でこんすけとたくゃが笑いごろげとるぞ？』




へ…？？





何だって？？






布団があるって？





部屋に？












…え～っと…何で部屋に布団があるのかな？

落ちたんじゃなかったのかな？












泣(T-T)











あ゛ー勘違いじゃー！！





布団が見事に部屋側に風でひっくり返って、外からみたらいかにも落下したかのようなカモフラージュ現象がおこっとる！！








いや…ねぇ、下を恐る恐る覗いてみたら案の定寮の民がうろうろして布団を探している。もちろん布団なんてどこにもないのに。

だいたい洗濯挟みまで二個も付けてたから落ちるはずがないんだよね。




体育のギャラリー達に嵌められるという醜い結果に終わったのでした。

もちろん今日乾燥されてさらにふかふかになった布団がゎが部屋にやってきたことは言うまでもないわけで………ホントに今回の一件は痛すぎたね。





他人なんてあてになんねぇや。

BY水