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カテゴリ:負け犬の小さな遠吠え
私は中学生の時、いじめられっこだった。
同じくじめられっこの友達が居て、彼女が家に遊びに来ていたときだった。 私たちを見て父はこう言った「お前ら見てると、負け犬が傷のなめあいしてるみたいに見える。」 親にこんな事言われてショックを受けないやつはいないと思う。 きっと、友達もショックだったと思う。 私たちは私たちなりにがんばっていた、学校に行くのはすごく嫌だったけど登校拒否はしなかった。 いやいやではあったけど、ちゃんと学校に通って卒業した。 「負け犬」だったかも知れないが友達と一緒に最低限の自分達なりの最低限の努力はしたと思っている。 「負け犬」なりにがんばっていたと思う。これがサイト名に関わる思い出である。 あの頃、同級生で自殺した男の子がいた。 お風呂場のホースで自分の首を絞めた。と、聞いた。 クラスが違ったしその子がどんな子だったのか私は知らない。 でも、やっぱり彼も苦しんでいたのだろう。傷をなめあう友達もいなかったんだろう…。彼も「負け犬」だったのだろうか? 私は、彼の勇気が羨ましかった。彼は自由になったんだから。 今日、親に宛てて手紙を書いた。 途中で職場で仲良くしてるおっちゃんから電話があった。手紙のせいでテンション落ちてたから、おっちゃんは私の様子がおかしいことにすぐ気が付いた。 説得されたよ。「手紙じゃなくてちゃんと話し合え。やけくそになるな」って直接話し合って解決するなら手紙なんて書かないよ。 確かにやけくそかも知れないけど… 断絶覚悟の、一方的な内容の救いようの無い手紙だ。 「負け犬」小さな反撃は果たして効果があるだろうか? 断絶確率90%ってとこかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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