適当に思いついた事を綴る日記

　憂兎は近頃物忘れが激しい。

前のアパートの鍵を返しに行かなければならないのにすっかり忘れてしまい、仕事帰りに本屋へ行ってしまった。
欲しい本のことを突然思い出したからだ。（それまでその本のことはすっかり忘れていた）

目的の本は見つからなかった。仕方ないのでマンガ雑誌を立ち読み…１冊読み切った。
それから店内をブラブラした。

ふと、目に留まったタイトルがあった。
「心の休ませ方」　なんじゃこりゃ？
何気に手にとってパラパラめくってみた。鬱についての内容だった。
拾い読みしていく。こりゃぁ私のことか？と思うくらい自分に心当たりのあることが書いてあった。
買おうか迷って置いてあった場所を見ると、それが最後の一冊だった。買えってことなんだろうなとなんとなく思った。

山積だったらまた今度にしようと思っただろう。そしてたぶんその本とは２度と出合わなかっただろうと思う。

欲しい本が無かったおかげでその本に出会った。
今の私にとって必要なものだったのだろう。
おかげで私は自分がどうしてこんなにも苦しんでいるかに気付くことが出来た。
解決の糸口が少し見えた気がする。

欝で苦しんでいる人に一読をお奨めする。あなたが訳も解らず苦しんでいる理由が見えてくるかもしれないから。


ただ、非常に不快に感じる文章表現もあるので一気に読むのは辛い。気持ちの落ち着いている時に少しづつ読んだ方がいいと思う。

トップ自由欄に載せましたので興味のある方はどうぞ。