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カテゴリ:負け犬の小さな遠吠え
今日はちょっと、職場の先輩と自分の病気のコトに関わる話をしていて、ちょっと気持ちがブルーになってます。
なので、少し自分のコトについて振り返ってみます。 学生の頃から、なんとなく鬱の自覚症状はありました。 とても無気力で、無感動。体もなんとなくだるくて、やる気の無い学生でした。早く死にたいと思っていました。 その世代特有のチャラチャラしたところは全くなかったように思います。 アイドルなど全く興味は無く、何でそんなものに夢中になれるのか全く理解できませんでした。 でも、友人たちの前ではほどほどに話を合わせて上手く自分を誤魔化していたと思います。 おかしくなり始めたのは社会人になってから。 最初の職場は8ヶ月しかもちませんでした。 普段からぼんやりしていたため職場では同僚から仕事が遅いと責められ、家では、仕事で疲れて帰ってくるのに家の事を手伝わない、と母に責められとうとう体も気持ちもまいってしまったのです。 仕事を辞め半年間ブラブラしていました。 働いている間、家では寝てばかりいたので意外と貯金がありましたが、無職の間も家にお金を入れ、暇な今のうちにと自動車学校へ通ったので半年でそこをつきました。 やむを得ず近所のスーパーでパートの仕事を始めました。 一時しのぎのつもりでしたが意外と居心地がよく長い事勤めることになりました。働き始めて半年ほどして友人と家をでました。 同居人は中学時代からの友人でしたが、私以上に無気力でダラダラしていました。朝起きるのも辛いのに、彼女のお弁当まで作っていました。 同居は3ヶ月しかもちませんでした。 いったん実家に戻りました。 家を出る時はものすごい勢いで反対していたのに、今度は「家を見つけて早く出て行け」というような事を言われました。 パートの給料で払える家賃の家なんてそうあるわけもありません。 結局、親が見つけてきた古いアパートに引越ししました。 それからも無気力感や疲労感に悩ませ続けられていましたが、自分の事は自分で面倒を見なければならなかったし、何とか頑張っていました。 だんだん体調は悪くなっていきました。もともと朝は弱かったのですがだんだん起きられなくなっていきました。 昼食の後、必ずといっていいほどお腹を壊していました。 胃の調子も悪く、痛みに悩ませられました。 他にも気になる症状があったのでいろいろ検査を受けましたが、「軽い胃炎ですね」と言われただけでした。産婦人科にも行きましたが特に何も出ませんでした。 そのうち、ストレスが溜まるような出来事が起きると体重が落ちるようになりました。3日で3,4Kは軽く落ち、その間必死に食事をしても元に戻らず、問題が片付けばすぐ元に戻る。というのを繰り返してました。 そして、とうとう体重が戻らなくなりました。 最初に気付いたのは看護婦さんでした。 その頃、肩こりがひどく治療のため病院に週に2,3度通っていました。 「来るたびに痩せているみたいだけど、どうしたの?」 本人は全く気付いてなかったので驚きました。恐る恐る体重計に乗ってみると…7キロ減。食欲無くても無理して胃に詰め込んでいたのに…。 数日間様子をみましたが元に戻る様子はなく今まで行くのをためらっていた神経科へ行く決心をしました。 半年ほど通いましたが、体重は戻らず、無気力感も疲労感も食欲も無くお腹の調子も悪いままでした。薬を処方するだけの治療にも納得できず、神経科での治療は諦めました。 変わりに内科で同じ薬を処方してもらいました。 自力で何とかするしかないのだろうと思っていました。いつ死のうかと思い悩む日々が続いていました。 仕事をちょくちょく休むようになっていたので、職場の上司からも首にはなりませんでしたが、君はもう要らない。といわれどうにもならなくなっていました。 家族に、「食べていけないから帰りたい」といったら、 「お前は自分から出て行ったんだから、帰るところなんてない」と言われ、 「じゃあ、転職してもいいかな?」といえば「給料がもらえるだけありがたいと思え」といわれました。 家族に私の味方はいませんでした。 幸い、友人が助け舟を出してくれて紹介で彼女の職場に就職しました。環境が変わったおかげで、約2年間減ったままだった体重は2週間で元に戻りました。 無気力感や疲労感、お腹の調子の悪さ、死にたがり状態は相変わらずありましたが、薬を飲んで何とか乗り切っていました。 でも、環境が変わっただけで、自分の中に抱え込んだままの問題は何も変わっていませんでした。 時間がたてばまたぶり返す事はわかってました。小さい波は何度も来ていました。今回大きい波がとうとう来てしまったわけです。 いままで、逃げ回っていた問題に今度こそ決着をつけようと頑張っているところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月15日 21時30分32秒
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