適当に思いついた事を綴る日記

姫太郎は実家のネコである。
憂兎のプロフィールの写真が姫太郎だ。

今年の五月、実家の庭に転げ落ちてきた。
裏の空き家で生まれた野良の仔だ。
庭でやかましく鳴いていたので妹に回収された。
親猫が引き取りに来なかったので面倒を見ることになった。

うちの親は２人とも猫嫌いだった。
私が実家に住んでいた時は私が猫を飼いたがっても許してくれなかった。
拾ったのは妹だ。私はダメで妹はいいのか？納得いかない…。

始めのうち２日とあけずに私は実家へ通い詰めた。
トイレを自分で出来ないくらいの大きさだったので、トイレの面倒をみに行った。
ミルクは親が買ってくれたらしい。
私が実家で犬を飼っていた時はエサ代さえ出してくれなかったのに…お小遣いはほとんどエサ代に化けていた。

親が猫に慣れてきてトイレも自分で出来るようになると、私はたびたび行くのを迷惑がられた。

行くのを辞めた。
姫には会いたいけど親には会いたくない。
ちなみに家族の誰も猫のことを姫とは呼ばない。
「ミュウ」という名前で呼ばれている。

もうだいぶ大きくなってしまったので、私は姫に忘れられていると思う。
ちなみに姫はオスだ。