テーマ:波乗り(37)
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午前4時、先の見にくい霧の中を走行していた。
ナビのいうとおり進んで行くと途中細い山道に入っていく。 ・・・たくっ、こんな細いとこ通らすなよなっ! しばらく走っていくとラジオの音がノイズだけに変わっていく。 まあ、いいか・・・。田舎だし。電波が弱いんだろう。 さらに霧が濃くなっていく・・・ 脇に目をそらすと朽ち果てた家が一軒、おそらく誰も住んではいないだろう。 その家の前には”大切にしよう。家族の絆”と書かれた意味深な看板が立っていた。 深い霧の中、細い山道、朽ち果てた家←これだけでコワイっしょ。3拍子そろっちゃてるよ。 しかもラジオのノイズ音の車内。 さすがに気味悪いんでMDに切り替えよう思って、なにげな~くふとルームミラーに目をやった瞬間・・・ なんと!白いものが映ってるぅぅぅぅ!!!! ぎょぇぇぇぇぇぇえええ!!! だけど見て見ぬふり。←人間誰もがこうなるって多分 おそるおそるもう一回ちらっと見てみる。 まだ、いらっしゃるぅぅ(笑) やだなぁ確かタクシーでこんな有名な話あるよなぁ。 ”いなくなったあとその場所のシートが濡れていた・・・” とかさー。などと考えながら、 もう一回、見てみたらいなくなってた。 ほっ、とため息をした瞬間、なんと助手席にぃぃ!(なんて、これはウソ) でも後ろにいたのははっきりした人の姿じゃなくて、ぼぉうとした白い煙みたいなカンジでそんなにデカイわけでもない。 まあ、信じるっ信じないっはどーだっていーさ。 ただもうあそこは二度と通らないようにしよっと。 んで海に着いたんだけどこれがまた濃霧! 波はあるのか?どういう割れ方してるのか?全然分からない。 インサイドで腰くらいの波が入ってきてるからとりあえずはできるだろう。 駐車場にはすでに何台か車も止まってて海に入っているようだが霧で姿が見えない。 この濃い霧は10m先が見えないほど。 流されたらどこにいるかも分からない。 アウトに出て見るとロングボーダーが二人いた。 こいつらと同じような場所にいれば平気だろう。 しかし、波が入ってくるのが見えない。 ピークがどこかも分からない。 10m先の波をつかんでもたいした波には乗れなかった。 10時頃ようやく霧も晴れてきてちょうどロータイド!波もいいカンジだったから乗りまっくったよん。 試しにロックダンスの板持ってきたんだけど調子よかった。 メインこっちにすっか。 今日はちょっといつもの海より遠出した甲斐あったなぁ。 サイズは小さいけどいい波に出会えたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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