ウエスティンのお泊まりの翌日、クリスマスのランチは懐石にしました。
覚王山にある「小久保」を選んでみました。
予約でいっぱいで時間規制でしたが、長居する予定もないのでカウンターでしたが
了解しました。
京都のお気に入りの懐石でもお昼の懐石なら、カウンターが私は意外と好き
料理好きの私にはカウンターだと作っている作業が見られたり、
食材がわからないとすぐに板長さんが教えにきてくれるから
1軒やの落ち着いたお店です。全国屈指の名料亭で腕を磨いたご主人の
料理は古くさくなくセンスのいい目にも綺麗なものです。
でも、基本はしっかりとしています。骨董や輪島塗の椀などが
美しさを引き立たせています。
クリスマスの付き出し。ちょっと洋風を取り入れていてかわいい。
氷こんにゃくの和え物、うにのジュレなど。
椀は海老の蒸し物。ダシはちょうどいい塩加減。
上のはお造りなんですよね。サラダ仕立てで鯛のお刺身が隠れています。
ナマモノが苦手でもこれなら食べれる。
下はものすごい弾力のごま豆腐。驚くくらいぷるんぷるん。
きのこが揚げてあっておいしかった。
無難に鰆の西京焼き。私の好物です(笑)
黒い粒2つは大徳寺納豆。途中にこの納豆を食べると味が変わっていいんです。
納豆の味は一切しません。(私は納豆苦手だけどこれは平気です)
下はうなぎが中に入っていて、まわりの白いのは大根おろしを蒸したような
不思議な触感のものでした。うなぎがふわふわしてておいしかったです。
そして、最後はもずくの雑炊。もずくを雑炊に入れるところが新しいアイディア。
この雑炊についてくる香の物がまたよくて、雑炊は薄味だけど、香の物を入れて、
またちょっとポンズを入れて、いろんな味が楽しめて、とてもおいしい雑炊でした。
お友達のきょんちゃんは何年も前からもずく雑炊を作っていたとか。
さすが料理上手なラマン友達(笑)です
デザートは、黒蜜のゼリーでした。これもおいしかったです。
いちごのシロップ煮もよかったです。
お昼で5000円のみの懐石でお得です。
たまに行きたいお店でした