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カテゴリ:歯科関係
宮城県石巻市の山本歯科医院 山本寿則です
すっかりご無沙汰しております なにかかにかと忙しいようで忙しくないような 日々を送っております そんな中昨日は東京にて 「日本口腔内科研究会 2009年度第1回講演会」 に出席してまいりました コンセプトは 「口腔内科は 口腔を一つの臓器ととらえ 口腔疾患に対して、 検査、診断、投薬する診療です。」 間違ってはいけませんが 虫歯や歯周病にかかってしまったものを 投薬だけで治す事はできません 会長の松本歯科大学薬理学教室王教授は 口腔疾患に漢方薬を使いその効果を報告している先生 医科で保険と認められている漢方薬を 歯科でも保険と認めてもらえるよう活動している先生で その一環としてこのような研究会を立ち上げ 皆でその効果を発表し世論を高めていこうとしています なのでまだ保険はききませんが いわゆる西洋医学では治らなかった病気で 東洋医学を用いたらよくなったという事はたくさんあります (全部よくなるというわけではないのですが) 私の医院でも必要と思われる患者さんに対して できる限りの事ができるよう 漢方薬を導入する事にしました また漢方の考え方の一つに 「未病を防ぐ」 というのがあります 病気が発症する前の状態で発症する事を防ぐという事です 簡単に言うと現代日本における「予防」の概念です 予防が一番体に易しく医療費もかからないのが普通なのですが 日本の保健医療は疾病対応型なので病気にならなければ保険はききません 病気になってしまった方がお金がかからないのです 故に諸外国に比べ日本は虫歯や歯周病が多いです 患者さんに利益となる歯科医療を提供できるよう もっともっと勉強仕事に精進していきたいと考えています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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