PC
外付HDDとUSB2.0に切り替えるインターフェイスのボードを買って取り付けたまでは良かった。このボードを付けるためにサウンドボードを外したらPCから全く音が鳴らなくなってしまった(T_T)はてさてどうしたものかなぁ。2,033歩青函トンネルに続いて、20世紀最後の超大型プロジェクト英仏海峡トンネルが、遂に完成した。フランス側の軟弱で崩れやすく、水の出やすい地盤のトンネル工事には、日本で開発された「密閉式シールド掘進機」が輝かしい威力を発揮し、予定より八カ月も早く目標地点に達し、さらに英国側に4キロも掘り進んで、歴史的大プロジェクトに貫献したことが大きく報じられた▼ 日本は、コンピュータの分野で、IBMが支配権を確立できていない唯一の国である。その経緯を多面的にとらえてまとめた『覇者の誤算』は多くのことを教えてくれる。現在、大分県知事として、一村一品運動で世界的に有名になった元通産省課長平松守彦氏の日本コンピュータ産業育成と保護に傾けた情熱と、IBMのバーゲン・シュトックとの利害対立の中での深い信頼と友情関係に心打たれる。さらに、富士通でIBMに対抗できる世界に通用する機種の開発に情熱を傾けた池田敏雄の人間ドラマがある。氏のことは、『IBMを震え上がらせた男(柏原久)で小説化されている。サラリーマンには考えられないようなフリータイム勤務を容認し、研究開発に専念できる環境を整えた上司達、IBMとの虚々実々の経営戦略の火花の中で、IBMに対抗できるまでに日本のコンビュータを育て上げたことなど小説以上に面白い。技術立国の道に唯一の活路を求めている日本の歩みのなかでの人間模様である▼ 「企業は人なり」という言葉がある。もはや言い古された感があるが、企業がいくら近代化・組織化されても、また、人間がどのように組織に操られているようにみえても、最後に企業やその他の組織を動かすのは、「人間」であり、動かすことができるのは「人間」しかいない、ということは、真実である。