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可愛い子供のためにママが出来るコト!

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2012.03.23
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 日々いろんな情報を集め、試行錯誤し、段々と子育てにおいても理解を深めている私です。
子育て15年目を迎えるのですが、今年は環境作りをもっと本格的に進めていきたいなと思っています。

主人の性格上、家が綺麗でないとイライラが起こりやすくなるのでウチでは常に掃除を徹底してきましたが、家の環境というのは生活に大きく作用すると本当に思うようになりました。

友人の子供さんなのですが、常に反抗期状態で毎日大変。
原因は何なのだろう?と友人は言うのですが、
私は家で落ち着くことが出来ないからだとわかっています。


なので何度か傷つけないように友人にアドバイスしてきました。
でもイマイチ理解できないようです。


人間というものは、とても難しい生き物です。
人それぞれ違う脳であり、感じ方なども全部違うわけです。
でも言えることは、その人間に合わせた環境づくりをすることで変われるということなんです。

よく発達障害という言葉を最近耳にするようになりましたが、私は多かれ少なかれ、皆持っていると思っています。その中でもひときわ目立ってしまうぐらいに過度の症状が出てしまう人は、発達障害といわれてしまうだけなのです。

信号を待ったり、並ぶことが苦手な人。
計算の苦手な人。
など、人は必ず何らかの不得意があり、それをコントロールするには日頃の訓練と周りの環境を自分に合わせて変えていくことが大事なんです。

友人の子供さんは、綺麗好きであることは間違いなく、ウチへ遊びにくるとハシャギ、帰る時には泊まる!と大騒ぎです。
それぐらいに自分の家が苦手で、普段から友達と外へ遊びに行くことが多く、
落ち着きがありません。
私も友人の家に行くと、目から疲れてしまいます。
あまりのモノの多さと、混雑状態に嫌気がさしてしまうからです。
なので、セッセと台所の片付けからやるのですが、洗った食器の置き場所もありません。

ここ数年、何度も友人にモノを処分して少なくしたら?とアドバイスしますが、全然受け入れてくれません。でも本人は自覚しており、今日こそは少しでも片付ける!そう言い続けています。

これは、多分ADHDという発達障害気味なのだと思います。
本人は片付けたい!と心から願っているんですが、どうやっても片付かないようです。

だからもし家が片付き、落ち着いていられるようになれば、この友人のお子さんの精神的ストレスは軽減し、反抗期も少なからずおさまるのではないか?と思います。

だから生活自体も、その人に合わせた部屋作りから始めていかないとダメなのです。
モノが片付けられない子には、片付けられるような工夫した生活環境。
綺麗なものが好きな子には、綺麗な部屋を維持するようにしてあげなければいけません。

そういう細かいフォローを親がしてあげれば、大抵どんな子でも成長の伸びがよくなるような気がします。


今日はウチの娘の部屋を衣替えします。
フローリングシートを通常のフローリングの上に敷いていたのですが、どうも質感が好きでないらしく部屋で落ち着くことができないようでしたので、落ち着いたベージュのタイルカーペットを敷いてみることにしました。これには訳があります。

実はウチの主人は、ADHDの傾向があり、家の片付けについては自分は全くできないのですが、汚く雑然としていることを極端に嫌がります。
それに好みも異常にうるさく、
例えば、シャツでも綿素材を好みますし、タグは切らないと嫌がります。
麻の素材を買ったとしても、ザラザラ痛い!といって着ることはありません。
デザインもうるさく、ラグランとか丸首のみ。
襟のあるもの、タートルネックは極端に嫌がります。

なので私は結婚して20年近く、主人の好みを把握し、それを出来るだけ優先してきました。
段々と主人がいて落ち着く状態というのがわかってきました。
少しでもその状態が保てないとと(部屋が汚くなってきたら)
途端にイライラが始まり、大声で怒り出します。

それぐらいに精神状態のコンディション管理は、私にかかっています。
怒り出す前に片付ける。
怒り出す前に食事を出す。
何でも先をみて、私がその安定環境を作りださないといけないのです。

ですから子供達にもその傾向があるので、子供にあわせた環境づくりをしてやろうと思っています。
現在、長男には精神安定が保てるように部屋作りをしてきました。
こげ茶のカーテンを欲しがりましたし、絨毯の素材も麻が良いというので、そうしてやりました。その結果、とても落ち着いて勉強ができるようです。

今回、娘も小2になるので、そろそろ彼女にあった空間の部屋作りをしていくことにしました。
小学1年間を見てきてわかったことは、やはり片付けがどうしてもできないこと。
モノを選択するのが異常に苦手なこと。(洋服でも文具でも沢山あると選べない)
カーテンでも絨毯でも冷たい素材より、少し暖かみのある素材を好むことです。

結局、同じ両親から生まれた子供で育った環境が同じでも、
兄は質素でクール素材を好み、できるだけ何も無いシンプルさを好む。
妹は暖かくナチュラルで、可愛く、今風を好む。

それぞれの好みを出来るだけ把握し、落ち着ける空間を作ってやることが大事なのです。
一気に出来なくても、毎月ちょっとずつでも変えてやると子供達はみるみるその空間からパワーを得て、自信や心の余裕が持てるようになるのです。

勉強もしやすくなったり、友達にも沢山来て欲しいと思えるようになり、人間関係にも、生活に充実感が出てきます。

生活の根本は結局そういうものです。
居心地良い環境づくり、これはとても大事なのです。
子供だからといってそれを無視していては、ダメだと思います。

ただ子供の欲しがるものを買う必要はないと思います。
そんなことしてたら、お金がいくらあっても足りませんからね。
出来るだけ近づくように家族で相談しあって、そういう空間作りをしていく。
子供自体にも自分の生活環境を考える勉強になると思います。

どんどん相談し、良い環境づくりをしてやって欲しいと思います。
私も沢山のお金をかけてやることは出来ませんが、できるだけ子供に合わせた環境づくりに頑張っていきたいと思います。


















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Last updated  2012.03.23 10:07:41
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