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最近、いろいろ思うこともあり、早期教育について書いてみたいと思います。
うちには3人の子供がいます。 一番上は、私が昔高校生の時に可愛がっていた近所の女の子Aちゃんの母親がしていた子育てを実践して育てました。 色んな芸をさせたり、毎日いろんなことをさせるのがAちゃん子育て法。 そして15年後の今もウチの長男は、クラスでもムードメーカーと呼ばれるほどの面白い子に育ちました。 2番目の娘には、いわゆる早期教育を確実に実践しました。 英語のCDを流して聞かせたり、沢山の本を読んだり、徹底してやりました。 そして今8年経ちましたが、どんな事もすぐに覚える優秀な娘になりました。 3番目の息子には、1番目の兄と同じような面白くて伸び伸び状態の子育てをして、やはり面白いユニークな発想をする子に育っています。現在5歳なのですが、ハキハキと強い子供に育っています。だけど上の娘ほどの優秀さはありません。 でも、絵などを書かせると、個性的で絵心のある素敵な絵を描きます。 結局、早期教育というのは、集中力や理解力の早い子供にすることだと思っています。 だから、独特なユーモアなどは、同時に養いにくいかもしれないなと思うのです。 頭の良い子になるのは、それは間違いありません。 だけど一般的にいわれている正解ばかりを小さい頃から入力していくので、自分で独自に何かを発想するということは苦手になるかもしれません。 いわゆる独創性・芸術性という点では、かなり劣ってしまうということです。 だからこそ、慎重に早期教育はやっていくべきではないかと思うのです。 3人の子供達それぞれに見ていますが、やはり、娘の勉強の出来はズバ抜けています。 ですが、面白さ・人を惹きつける魅力の点では、兄や弟には全く追いつけません。 顔もとてもカワイイ娘なのですが、それでもかなわないのが現状です。 同じ親で育ってきて、どうして娘だけそうならなかったのか?とよく考えます。 そこに早期教育をするっていうことの難しさを感じる私です。 早期教育というインプット生活は、人間的な魅力を半減させる結果になる可能性を秘めているということを忘れてはいけません。 優秀な子に育てても、人間的なパワーを得られないとコミュニケーションの世界では生きていけません。 私は娘が年長の頃にそれを確実に感じたので、この2年間は息子2人と同じように生活させてきました。もうインプットはなし、ただ好きな本を読みなさい、自分で好きなことを探してやってみなさい!といい続けています。 例えば、2人の息子と娘との違いを書くとですね・・・ 休日に暇な時間が出来た時に大きく差があるのです。 5歳の息子は、紙とはさみで何か工作をしたり、ブロック遊びをしたり、自分の部屋でおもちゃ遊びをしたり、兄と戦いごっこをしたり、次々と自分一人で考えて、その余暇を楽しみます。 だけど上の娘は、その暇な時間に何をしたらいいのか?が全くわかりません。 ひたすらママ~何か一緒にしない?一緒に遊ぼうよ!という声かけをしてきます。 小さい頃から、こちらからの語りかけや勉強ばかりをしていたので、自分で自分の時間を過ごす方法が身についていないのです。 だから、最終的にはゲームしたり、本を読むのが精一杯なのです。 結局5歳の息子の元にいって、一緒にブロックをしたり、工作をするのですが、その出来にもあきらかに差があります。息子の方の工作は、とても独創的で、芸術性に飛んでいて驚くものばかりを作ります。だけど娘のほうは、美しく出来ていますが、見ても何の面白みもない型通りの印象を受けるのです。 これが、この二人の大きな違いなのです。 今2年間、娘を変えることを中心にしています。 だけど3つ子の魂百までというか、娘の根本的な考え方や性格はナカナカ変えることは出来ません。でもね、少しずつですが面白さも増してきて、自分で時間を配分し、自分のシタイコトも見つけられるようになってきています。あと2年も経てば、バランスがよくなり、優秀で尚且つ面白い子供になっていけるのでは?と思っています。 早期教育をするときに、一番大事なことは、とにかく自分で選択させること、子供自身がやりたいことを伸ばすように仕向けていくのが大事だと思います。 やり方を間違えると、機械的な人間になってしまうので、とにかく注意していかなければいけません。 今から赤ちゃんに早期教育をさせたいと思っている方は、この点に注意して進めていってほしいなァと思う私でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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