カテゴリ:素敵に生きる心がけ
今年もあと2日で終了ですね。
今年は幼児虐待やいじめなどの報道が相次ぎ、心が痛みました。 虐待をした親 信頼していたのに裏切った人 不当に自分を扱った人 楔のように心にささる言葉を自分に対して吐いた人・・・など 私たちはこのような人たちを簡単には許すことができません。 許したくはない、と思います。 けれど、許さないことで一番痛手を受けているのは、許さない自分自身です。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 私の今年一番の学びは、「許し」でした。 ずっと以前のことですが、あることで父から不当に扱われたという想いがあり、 それでもその想いを見ないようにして父の看病をしてきていました。 蓋をしてきた想いが、あることがきっかけで出てきたとき、 私の心は、悲しさ、悔しさ、怒りで、もう盛り下がりです。 自分の気持ちを全部吐き出そうとノートにいろいろと書いていきました。 書いているうちに、親に完全さを求めていたことにハッと気づく瞬間がありました。 私が父と同じ立場だったらあんなに逞しく生きてこれただろうか?と考えたことが きっかけです。 そして、そのとき生まれて初めて“あるがままを受け容れる”ということを知りました。 人として至らないところも、そのまま、不完全なまま父を受け容れることができたとき、 とても不思議だったのですが、自分のことも本当に心からありのまま受け容れる ことができました。 すると、過去から自由になれた、という感覚がジワー、ジワーっと湧いてきました。 親からはめられた枠からも、自分で自分にはめてきた枠からも、 親への「ああして欲しかった、こうして欲しかった」という想いからも、すべてから解放され、 自分の信じた道を、自分自身を信じて、思いっきりやろうと思えてきました。 この解放感は、何にも替えがたいほどの幸せな感覚でした。 そして、気づきました。 「人を許していないことで一番苦しんでいるのは、許されてない人ではなく、 許していない自分自身である」、ということを。 その後、父に対してはいろんな揺さぶりがありましたが、確実に揺れは小さくなっています。 許すことは自由になることです。 もし、許せない人がいたとしても、自分がその人の立場だったらどう生きただろうか? どう行動しただろうか?と何度も考えてみましょう。 許して一番得をするのは、あなたですよ。 体験コーチング実施中! ベストライフ・コーチング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月29日 22時13分17秒
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